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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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図解 誰も教えてくれないお金の話

図解 誰も教えてくれないお金の話図解 誰も教えてくれないお金の話
(2014/04/09)
うだひろえ

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満足度★★★
付箋数:14

サンクチュアリ出版の高山さんから献本いただきました。
ありがとうございます。

25万部のベストセラーになった2010年10月刊行の
誰も教えてくれないお金の話』が「図解版」として
内容を凝縮して再登場。

もともとコミックエッセイで読みやすさが好評でしたが、
今回は各ページの2/3が図やイラストになっていますから、
更に本を読むのが苦手な人でも読める内容になっています。

この点は「本を読まない人のための出版社」を標榜する
サンクチュアリ出版の真骨頂が発揮されています。

うだひろえさんご夫婦が経営したいた横浜のカフェは
既に閉店してしまったようなので、今回の図解版では、
カフェを営む若夫婦がお金との向き合い方を学んでいく
という設定では書かれていません。

「フツーの人」と「お金持ち」の考え方の違い、
住宅ローン、生命保険、教育費、年金、お金の増やし方、
資産運用などについてピンポイントで解説されています。

住宅の購入については、2014年4月の消費税増税前に、
かなり駆け込み需要がありました。

私の住んでいる街では、春になって久しぶりに自転車で
走ってみると、街並みが変わって見えるほどに、
一気に新しい住宅が増えました。

増税前に駆け込んだ人も、駆け込まなかった人も、
一度、本書の住宅ローンの解説ページを読んだ方が
いいかもしれません。

増税分を節約しようと考えたことが、
長い目で見たマネープランでは、
かえって損をしていることもあり得るからです。

本書の良い点は、素人なら誰でも陥りやすい考えから入って、
お金との正しいつき合い方に導かれていること。

これは「フツーの人」の代表のうださんと、
「お金の専門家」で監修を務める泉正人さんが
うまくバランスしているからなせる技なのでしょう。

本書のメインとなるのは、うださんの株式投資体験を
描き下ろした「マンガ」のパートです。

「うだひろえ株deおさいふ倍増計画」と題され、
第一部と第二部に分けて描かれた、
約30ページにも及ぶ力作です。

正直、このマンガのように取引をしてはいけませんが、
うださんが反面教師になっているので、これから株取引を
始めたいと考えている人には参考になるでしょう。

もちろん、本書の株取引の説明は「超入門編」ですから、
この情報だけで投資をすると、それが短期投資でも、
長期投資でも、ギャンブルと同じになってしまいます。

また、素人向けのマネー本でありがちなことですが、
「株主優待」についてメリットしか書かれていないのが、
少し残念でした。

優待に釣られて投資すると、どんなデメリットがあるのか、
入門者が読む本だからこそ、しっかり書くべきだと思います。

この本から何を活かすか?

  「おトクな資産運用法NISA??」

2014年1月から、イギリスの少額投資に対して、
税金を優遇する制度(ISA)をモデルとした「NISA」
(少額投資非課税制度)がスタートしました。

各証券会社は、この制度を利用して顧客を増やす思惑が
ありますから、メリットを盛んに宣伝しています。

しかし、この制度もメリットばかりではなく、
当然、デメリットもあります。

NISAに不向きな投資商品もあれば、投資スタイルによって
使わない方がいい場合もありますから、
必ずデメリットを知った上で、活用すべき制度です。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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