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早く正しく決める技術

早く正しく決める技術早く正しく決める技術
(2014/04/24)
出口 治明

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満足度★★★★
付箋数:23

日本実業出版社の細野さんから献本いただきました。
ありがとうございます。

私たちは、ビジネスでもプライベートでも常に決断を迫られます。

どちらを選ぶべきか?という二択ならまだしも、
多数の選択肢の中から選んだり、
選択肢のない状態で決断せざるを得ないこともあります。

決断の原則は「どちらがベネフィットが高いか」。

誰もが、便益の高い方を選ぶというルールは知っています。

しかし、同じルールで考え、同じ選択肢から選んでも、
決断の早い人と遅い人がいます。

この違いは、どこからくるのでしょうか?

中には遅いだけでなく、明らかに間違った決断を
してしまう人さえいます。

ライフネット生命保険CEOの出口治明さんは、
この理由を、次のように説明します。

  「理由は、 “余計なこと” を考えてしまっているからです。」

本来、考える必要のない80%のムダなことが、
あなたの思考を鈍らせ、正しい決断の邪魔をしている。

では、考えなくていい余計なこととは、どんなことでしょうか?

例えば、上司の顔色、社内政治、自分の経験の有無、
過去の経験、仕事の哲学などが、
正しい決断には必要のない材料です。

「いくらベネフィットがあっても上司が承認しない」
と考えて、決断できないのかこのパターン。

余計なことを考えてしまう人は、意思決定と
提案を通すことの区別がついていないということ。

もちろん、上司の承認を得るという過程は必須ですが、
それはあくまで意思決定した後の話です。

では、余計なことは考えから除外して、
何を基準に決断すべきなのでしょうか?

出口さんは、正しく決めるには全世界共通の
3つのルールがあると言います。

それは、「数字・ファクト・ロジック」。

「数字」とはデータのこと。

これは国語としてのストーリーで考えるのではなく、
算数で考えるということです。

数字を見ていくと、一見、聞こえのいい話の
事実が見えてきます。

次に「ファクト」とは、データに関連する事項や過去の事実。

ここでは、客観的な事実と意見を分けるのがポイント。

ひとりのお客様の声は、ファクトではなく、
ある程度データを蓄積して、それを分析することで
初めて使えるファクトになるのです。

最後に「ロジック」とは、数字とファクトをもとに、
組たてれらる理論のこと。

論理的に筋が通っているのはもちろんですが、
結論にたどり着くまでの変数をより多く持っている方が、
優れたロジックになるそうです。

変数が増えることは、不確定要素が増えるのではなく、
より多面的に考えていることになります。

本書は、決断の仕方について非常にわかりやすく
書かれている良書でした。

この本から何を活かすか?

  ライフネット生命保険の入社試験

数字・ファクト・ロジックで考える力があるかを見るために、
ライフネット生命の2013年定期採用の入社試験では、
次のような重い課題を出したそうです。

  あなたは、内閣総理大臣の突然の呼び出しを受け、
  「インターネットの力を活用して、日本の少子化問題の
  解決に取り組む方法」について提案することになりました。

  1.日本における少子化の現状とその原因を明らかにしてください。

  2.そのうえで、あなたが解決すべき課題をあげてください。

  3.インターネットを使ってその課題を解決するプランを立て、
   費用対効果とともに提案してください。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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