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仕事もプライベートも 「思い通りにならない相手」を動かす心理術

2014年04月25日
コミュニケーション 1
仕事もプライベートも 「思い通りにならない相手」を動かす心理術仕事もプライベートも 「思い通りにならない相手」を動かす心理術
(2014/03/11)
水島広子

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満足度★★★★
付箋数:23

  ・営業に行くと、いつも断られてしまう
  ・上司が話しを聞いてくれない
  ・自分の企画がなかなか通らない
  ・妻の小言が止まらない
  ・彼氏が束縛してくる
  ・反抗期の子どもが言うことを聞いてくれない

こういった思い通りに動いてくれない相手がいると
それだけで大きなストレスになります。

本書の著者、対人関係治療のエキスパートで、
精神科医の水島広子さんは言います。

  「もちろん人を変えることはできません。
  その人が現在のようであるのには、それなりの事情があるからです。
  しかし、こちらの思った通りに動いてもらうことなら可能です。」

人間は本来、善意で動く存在です。

しかし、その人が善意を発揮してくれない時には、
何かの不安や危険を感じているなどの何か理由があるのです。

だからそれを解消してあげれば、本来持っている善意で、
困っている人のことを気持よく助けてくれるのです。

つまり、相手が動きたくなる状況を、自分が動いて作るのです。

そのためのポイントは4つあります。

  1. 対立構造にしない
  2. 相手の怖れを取り除く
  3. 目標を共有する
  4. 経緯と感謝を示す

本書では、これらの4つのポイントのうち、
なかなか理解されにくい1~3のポイントを中心に解説します。

これらのポイントの中でもっとも重要なのは、
1番目の「対立構造を作らないように自分が動く」こと。

  ・サボってばかりで働かない部下を何とかしたい
  ・旦那がお姑さんの方ばかり持つのが嫌
  ・文句を言ってきたしつこいクレーマーを落ち着かせたい

こういった悩みは、「働かせたい上司VS働かない部下」、
「嫁VS姑」、「会社を守る側VSクレームをつける側」といった
対立関係ができあがっているのです。

それでは、どうやって対立関係を作らないように
すればよいのでしょうか?

例えば、サボってばかりで働かない部下には、

  「キミには力があるって信じているんだけど、
  きっとこの職場の何かが働きにくくさせているんだろうね。
  何をどうしたら、実力を発揮できるのか、教えてくれないかな」

と聞いてみるのです。

これは、相手を働かない部下ととらえずに、
環境のせいで実力を発揮できない部下と見るのです。

または、命令ではなくて、お願いをすることも、
対立構造を作らないためには有効なようです。

いずれにせよ、相手を自分の協力者にして、
「仲間意識の構造」へ持ち込むことがポイント。

本書には、仕事や日常で誰もが遭遇する、
たくさんの対人関係の悩みと、その対処方法が書かれています。

それらはいずれも、相手も自分も傷つかない対処法。

本書は200ページに満たない薄めの本でしたが、
かなり使えるノウハウが詰め込まれていました。

この本から何を活かすか?

  「怖れ」で動かない人に効果的なのは、安心感を与えること

そのためには、相手の言葉を翻訳して、
何が怖れなのかを探ってみる必要があります。

間違っても相手の弱点を刺激してはいけません。

例えば、メンツにこだわる人は、自分が軽く見られたと
思うと動いてくれなくなります。

それは相手の弱点でもあるので、保護してあげる。
つまり「顔を立ててあげる」ことが重要なのです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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この記事を書いた人: ikadoku
毎朝4時に起きて本を読み、13年以上ブログで紹介記事を投稿しています。北海道在住。たまに旅行で長期の休みを取ります。

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2014年04月25日 (金) 18:40