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論理が伝わる 世界標準の「プレゼン術」

論理が伝わる 世界標準の「プレゼン術」 (ブルーバックス)論理が伝わる 世界標準の「プレゼン術」 (ブルーバックス)
(2014/01/21)
倉島 保美

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Kindle版 論理が伝わる 世界標準の「プレゼン術」

満足度★★★
付箋数:23

  「論理性や説得力に欠けるプレゼンテーションをよく見かけます。
  しかし、多くの人が、論理的でない自分のプレゼンテーションを、
  論理的であると思い込んでいます。
  なぜなら、本当に論理的にまとめられたプレゼンテーションを
  見たことがないからです。」

2012年11月に刊行した『論理が伝わる 世界標準の「書く技術」』が
大好評だった倉島保美さん。

本書は、倉島さんの世界標準シリーズ第2弾の「プレゼン編」。

ただ情報を羅列しただけのプレゼン資料や、思いついた情報を
思いつくままに説明したプレゼンでは説得力がありません。

いくらキレイなスライドを作っても、そこにロジックがなければ、
人を説得することはできないのです。

本書の目的は、プレゼンのロジック構築技法を伝えること。

プレゼンが、最初にポイント(総論)を述べてから、
各ポイントを詳しく述べ(各論)、大項目から小項目へと
移るように、本書も同じような構成で書かれています。

本書で概略説明や事例を読んで理解できたなら、
詳細説明を読まずに、次の章に進むことも可能です。

ロジック構築されたプレゼンと、情報を羅列しただけのプレゼンの
違いは、個々の情報同士のつながりです。

説得力のあるプレゼンでは、スライド内の情報や前後のスライドが
論理的につながっています。

更に、離れたスライド同士も、論理的につながっているのです。

まずは、スライド内の情報について。

同じスライド内のすべての情報は、「縦接続」、「横並び」、
「包含」のいずれかの関係で接続されていなければなりません。

この3つの関係が、同列に並べられ混在していたり、
横並びの関係だけだと、ロジックが構築されたとは言えません。

縦接続や包含を明確化することで、スライド内の論理構成が
揺るぎないものになるのです。

そして、スライド同士の関係も、それが縦接続か、横並びか、
包含か、その接続関係を明示する必要があります。

1枚のスライドばかりに目がいってしまうと、
前後のスライドを論理的に接続できず、
全体としてボヤッとした印象のプレゼンになってしまうのです。

  「また、構築したロジックを表現する技法を学ぶことにより、
  プレゼンテーションの伝達性を劇的に改善できます。
  スライドを使ったプレゼンテーションでは、
  ロジックを伝えるためのノウハウがたくさんあります。
  しかし、多くの人が、見栄えのいいスライドの作成ばかりに
  気がいき、ロジックを伝えるという本来の目的を
  忘れているのです。」

本書は、徹底的にロジック構築にこだわっているだけでなく、
豊富な事例で具体的に説明されています。

左ページにはスライドの失敗例、右ページには改善例と、
ビフォーアフターが数多く掲載されているので、
それを真似て自分のプレゼン資料を修正することもできます。

前作『論理が伝わる 世界標準の「書く技術」』で
文書の書き方を学び、本書で論理構築を学ぶと、
グローバル社会で通用するプレゼンができるようになります。

ただし、本書では図解のレイアウトや配色までは、
細かく解説されていません。

清水久三子さんの『外資系コンサルタントのインパクト図解術
などを併せて読むと、より効果的なプレゼンが
できるようになると思います。

この本から何を活かすか?

  ロジックの基本は、「ブロック図」、「テーブル」、
  「ピラミッド」の組み合わせでできている。

この中で、ロジックの骨組みになるのがブロック図。

情報が大きく縦につながりながら流れつつ、
その中で情報が横に並びとなるブロック図を書くことが
ロジック構築で最初にやるべきことです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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| 交渉術・伝える力・論理・人脈 | 06:32 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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