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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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誰にもすぐ役に立つビジネス日本語・文書の本

誰にもすぐ役に立つビジネス日本語・文書の本 正確に・洩れなく・速く誰にもすぐ役に立つビジネス日本語・文書の本 正確に・洩れなく・速く
(2014/03/12)
神谷 洋平

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満足度★★★
付箋数:20

さくら舎さんから献本いただきました。ありがとうございます。

  起・・・朝、起きた
  承・・・顔を洗った
  転・・・電話がなった
  結・・・事件だ!

  これが小学校の国語の時間に習った文章構成の基本、
  「起承転結」ですが、ビジネス文書として考えたとき、
  どのような順序になりますか?

そもそも「起承転結」は、漢詩の基本として中国から
伝わったものなので、文章全般の原則ではありません。

ビジネスでは端的に伝えなければなりませんから、
「結論が先」が大原則です。

この問題の正解は、次の通りです。

  1. 事件だ!
  2. 電話で知った
  3. 朝起きて、顔を洗った直後だった

本書は、ビジネス文書を正確に・洩れなく・速く書くための
トレーニング本です。

著者は、「ビジネス文書の書き方研修」の第一人者、
神谷洋平さん。

ビジネス文書の書き方は、実際の仕事で書いて覚えるのが
理想的ですが、現場でそんな悠長なことは言っていられません。

だからと言って、文書の書き方を解説した本や、
ビジネス文書の例文が載っている本を単に読むだけでは、
いつまでたっても、書けるようにはなりません。

直木賞作家の浅田次郎さんは、デビュー前に、
古今東西の名作小説を徹底的に筆写したそうです。

特に川端康成さんの小説は、全作書き写したとか。

そんな地道な練習があったからこそ、「泣かせの名人」とか
「涙腺の魔術師」と呼ばれる著名小説家になったのです。

幸いなことにビジネス文書を書くには、才能は必要ありません。

コツとルールを押さえて、後はトレーニングするのみです。

  PART1 ビジネス日本語・文書練習問題35
  PART2 聴く力・話す力・読む力・書く力30
  PART3 ビジネス文書のコツとルール33
  PART4 ビジネス日本語・文書スキルアップ17

本書はビジネス文書の書き方を、読んでわかった
つもりになって終わる本ではありません。

練習、練習、また練習。

自分で手を動かして、体で覚えるための本なのです。

冒頭の問題は、本書に掲載られた練習問題の13番。

では、本書からもう1題、練習問題を紹介します。

  ある私鉄線の駅アナウンスからの問題です。
  
  「4番線に急行列車が参ります。急行列車は大変混みあって
  おりますので、お時間に余裕があるお客様は、
  3番線に停車中の普通列車も併せてご利用ください」

  このアナウンスには間違いがあります。指摘してください。

ホームで電車を待っているときに音だけで聞くと、
聞き流してしまうかもしれませんが、
こうして文字で見ると、明らかにおかしいですね。、

急行列車を利用する人が、どうやって「併せて」
普通列車も利用するんだと、ツッコミを入れたくなります。

私たちの書くビジネス文書にも、こういった気づかない
間違えがある可能性がありますから、本書でしっかりと
トレーニングを積んだ方がいいかもしれません。

この本から何を活かすか?

ビジネス文書は、短文で書くのがポイント

  「短く書けないのは、多くの場合、書き手のアタマが未整理か、
  書こうとする中身に決心がないからです。
  ひとつの文にはひとつのことを書くように心がけましょう。」

ダラダラ書くと、読む側に伝わりにくい文書になります。
読点は1行にひとつ。句点は1行か1行半にひとつが目安。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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