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スタンフォードの教え「ビー・ユアセルフ」

スタンフォードの教え「ビー・ユアセルフ」スタンフォードの教え「ビー・ユアセルフ」
(2013/11/30)
水島 淳

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Kindke版スタンフォードの教え「ビー・ユアセルフ」

満足度★★★
付箋数:20

  「私はM&Aロイヤーをしていた。私の所属する法律事務所は
  日本最大で社員が約1000人いるのだが、15年前には50人ほどしか
  いなかった。その経験から成長する組織のマネジメントに
  興味が湧いた。また、政府にM&A・投資法制・税制をアドバイスする
  機会があり、その中でベンチャー環境全体に問題意識が芽生え、
  少なくとも今現在世界でもっとも成功しているアメリカの
  ベンチャーのエコシステムを自分で体感したくなった。
  そのため今ここにいる。
  ここでは自分のスタートアップアイディアを試してみるつもりだ。」

これは、水島淳さんのGSBに来た動機を語る自己紹介。

GSBとは、グラジュエイト・スクール・オブ・ビジネスのことで、
スタンフォード・ビジネススクールの愛称です。

本書は東大法学部卒で、西村あさひ法律事務所に所属する
M&A弁護士、水島さんのGSBへの留学体験記です。

世界のエリートを輩出し続けるスタンフォードには、
どのような人材が集まり、どんな授業が行われているのか?

本書では、刺激的で熱い仲間たちと過ごした
西海岸でのキラキラとした2年間が描かれています。

  プロローグ 自分自身を試行錯誤する
  1. 世界を変えるという「情熱」が集う場所
  2. 文化を超えたリーダーを目指して
  3. 実践式ジェネラル・マネジメント
  4. スタートアップ:新しいことを始める方法論
  5. ビー・ユアセルフ
  エピローグ 不明確に対する忍耐力

一般のビジネスパーソンではなく、弁護士という水島さんの
特異なバックグラウンドもあって、ビジネススクールでの授業が
より新鮮な体験として描かれています。

もともと、水島さんは人前に出るのが好きで、
世界レベルで見ても外交的な性格のようですから、
こういう世界に飛び込んでも、うまくやっていけるのでしょう。

留学して水島さんが、最初に自分に課したミッションが
「目立つ、そしていち早くクラスの大半と友達になる」こと。

最初は英語環境の中で、水島さんの性格をもってしても、
苦労したようですが、1学期の後半にはクラスメイト約400人の
ほぼ全員と知り合いになり、「アツシは有名人だ」と
言われる存在になったそうです。

そして、水島さんにとってスタンフォードでの一番の学びは、
本書のタイトルにもなっている「ビー・ユアセルフ」、
「自分らしくあること」でした。

  「スタンフォードでの個々の学びは “自分らしさ” を理解し、
  そして、 “自分らしく” あろうとするときに用いるための
  ツールであるに過ぎない。
   “ビー・ユアセルフ” 、スタンフォードの2年間、
  この言葉を常に自分に投げかけ続け、
  また、クラスメイトと問いかけ合った。」

日本を離れ、特殊な環境に身を置いて、
自分は何ができるのかを考え、その中で「自分らしくある」
ことを問い続けたことが、水島さんにとっての
一番の学びだったようです。

MBA留学を考えている方にとっては、本書は参考になり、
モチベーションを上げてくれる本だと思います。

この本から何を活かすか?

  「フィードバックは宝物」

これは、水島さんがGSBの「リーダーシップ・ラボ」の
初回の講義で聞いた言葉。

勉強のこと、仕事のこと、個人的なことまで、
フィードバックは何にも代えがたいという共通理解が
必要なようです。

時には耳の痛いことを、言ったり、言われたりしますが、
それも互いに信頼し、尊敬する関係があってのこと。

自分を成長させる貴重な場として、エネルギーをかけて
フィードバックする機会を作るようです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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