活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

PREV | PAGE-SELECT | NEXT


≫ EDIT

SONYとマッキンゼーとDeNAとシリコンバレーで学んだ グローバル・リーダーの流儀

SONYとマッキンゼーとDeNAとシリコンバレーで学んだ グローバル・リーダーの流儀SONYとマッキンゼーとDeNAとシリコンバレーで学んだ グローバル・リーダーの流儀
(2013/11/29)
森本 作也

商品詳細を見る

Kindle版 SONYとマッキンゼーとDeNAとシリコンバレーで学んだグローバル・リーダーの流儀

満足度★★★★
付箋数:22

一人でも多くの「日本発のグローバル・リーダー」を生み出すこと。

それが本書のテーマです。

グローバル・リーダーとは、国や組織を越えた異文化環境でも
リーダーシップを発揮できる人のこと。

著者の森本作也さんは、サウジアラビア、フィンランド、
アメリカといった、異なる文化圏で働いた経験のある方です。

本来であれば、森本さんのように幾つもの国で働くことが
グローバル・リーダーになるために理想的なのでしょう。

しかし、もう少し簡単にグローバル・リーダーの流儀を
身につける方法があります。

それはシリコンバレーの流儀を学ぶこと。

なぜなら、シリコンバレーは世界の文化の縮図と
なっているからです。

  「この地域は、かなりIT産業に偏ってはいるけれども、
  文化的には世界の縮図のような場所でもある、ということです。
  ということは、日本企業が世界各地に進出したときに起こりうる
  問題の多くは、ここで起こりうるものと重複する可能性は高い。
  いいかえれば、シリコンバレーで組織や文化的な問題を解決して
  ビジネスで成功すれば、他の地域で同じことをすることは
  比較的易しいはずです。」

本書は、シリコンバレーを舞台としたビジネスストーリーを交え、
「5つの文化的ギャップ」からグローバル・リーダーとして
身に付けるべき流儀を解説します。

  1. 労働観の谷
    「働く」ことに対する認識はどう違うのか?
  2. 組織の谷
    組織の成り立ち方や構造はどう違うのか?
  3. 人材育成の谷
    人を育てるための考え方はどう違うのか?
  4. コミュニケーションの谷
    メッセージの伝え方はどう違うのか?
  5. リーダーシップの谷
    理想的なリーダーのあり方はどうちがうのか?

これらは、いずれも日本企業が海外展開において
陥りがちな深い「谷」。

しかも国内で働いた経験が長いほど、この谷の存在が見えず、
自分がその谷に落ちていても気づかないことがあります。

森本さんは、これらのギャップを「糖尿病のようなもの」
と形容しています。

それはギャップ自体は致命的なものではなく、
陥っていることがわからずに時間が経過し、
気がついたときには、組織にとっては重大な病気の
温床となっていることがあるから。

まずはこれらのギャップを認識し、越えてこそ、
異文化環境でも活躍できるグローバル・リーダーになれるのです。

個人的には「組織の谷」として説明されていた、
「レンガ塀型組織(米)」と「石垣型組織(日)」の違いの
パートが新鮮でした。

その背景には騎士道と武士道という西洋と日本の
主従関係の思想の違いがあるという解説にも納得です。

また、本書を読む限りでは、言葉の壁と同じくらいか、
もしくはそれ以上に、文化の壁は高いように感じました。

本書は、世界を舞台に活躍したいと考えている方には、
参考になる一冊だと思います。

この本から何を活かすか?

日本にいながら世界のビジネス常識を身につける方法

本書を読むことでも、世界のビジネス常識は身につけられます。

しかし、ビジネス環境は刻々と変化しいくもの。

その移りゆくビジネスのトレンドや常識を身につける方法として、
私がオススメするのは、杉田敏さんのNHKのラジオ講座
実践 ビジネス英語」を聞くことです。

私も長年聞いていますが、世界のビジネストレンドを
いち早く取り入れたビニエットの内容が秀逸。

上級者向けのラジオ講座ですが、日本語だけでも
聞きたいくらいの内容です。

ユーザー登録(無料)するとストリーム配信で聞けます。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
関連記事

このエントリーをはてなブックマークに追加

| リーダーシップ | 11:39 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://ikadoku.blog76.fc2.com/tb.php/2058-6f951a65

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT