2008.03.24 Mon
非属の才能
非属の才能 (光文社新書 328)
(2007/12/13)
山田 玲司 商品詳細を見る
満足度★★★
著者で漫画家の山田玲司さんは、
対談漫画「絶望に効くクスリ」を描くために、
数多くの各界のトップランナーにインタビューするうちに、
「才能は“どこにも属せない感覚”のなかにこそある」
ということを発見します。
どこにも属さないことによって、
群れの中で発生しがちな、「同調の圧力」を避け、
自分の持っている感覚を大切にする。
そうすることで、その人にしか表現できない才能を育むことができると、
山田さんは説明しています。
確かに偉大な人ほど、世間の常識では変わり者であることが
多いですし、 これからの時代は、同調することより、
非属の才能が求められるという、 山田さんの主張には、
説得力があるように思えます。
また、本書の中で、私が一番感心したのは、
「和をもって属せず」という考え方です。
私も、けっこう変わり者なので分かりますが、
「同調の圧力」に反発することのみに、神経が行ってしまうと、
つい不必要に和を乱してしまうことがあるので、
このバランスが非常に難しいところです。
自分の変わっている部分をむやみに主張せず、
重なるところでは共感し、重ならないところで貢献するという
山田さんの考えは、素直にイイな〜と思いました。
あと、本書で説明されていた考えや、紹介されていた人物が、
最近、私が読んだ本とミョーに被っていたので、
これも何かの縁だなと、感じました。
・井上雄彦さん → 「明日の広告」
・王道はどこも大渋滞 → 「ウェブ時代をゆく」
・偶然や直感 → 「成功の瞬間」
・整理整頓は敵 → 「だらしない人ほどうまくいく」
・山田真哉さん → 「食い逃げされてもバイトは雇うななんて大間違い」
・ヴィレッジバンガード → 「買物欲マーケティング」
・スティーブ・ジョブズさん → 「スティーブ・ジョブズ」
この本から何を活かすか? 山田さんは、人の言いなりには、ならないようにしながらも、
人の話には興味を持って耳を傾けるように勧めています。
いろいろなことに、興味を持つのは、けっこうエネルギーを必要としますが、
今週は、「興味ない」を禁句にして、人の話には手当たり次第に
興味を持って聞いてみることにします。
Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
| 面白そうな本 | 10:39 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑


