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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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社長のための 1年で売上が急上昇する「黒字シート」

社長のための 1年で売上が急上昇する「黒字シート」社長のための 1年で売上が急上昇する「黒字シート」
(2014/01/25)
武田 雄治

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満足度★★★
付箋数:23

著者の武田雄治さんから献本いただきました。
ありがとうございます。

  「私は会計士のライセンスをもっていますが、
  自分の会社の伝票入力や決算書作成はアウトソースしています。
  また、税理士のライセンスをもっていますが、
  自分の会社の確定申告書作成は、別の税理士に依頼しています。
  もちろん、やろうと思えば自分でできます。
  しかし、やっている場合ではないのです。」

武田さんが、公認会計士・税理士でありながら、
自分の会社の決算書作成や確定申告書作成をしないのは、
それが武田さんにとって、最も大切な仕事ではないからです。

武田さんが最優先しているのは、
クライアントの中小企業を黒字化することです。

同様に「中小企業の経営者」にとっても、経費削減や財務分析が
一番大切な仕事ではありません。

中小企業の経営者が、最も注力すべきは、売上向上です。

それでは、どのようにしたら、売上を伸ばせるのでしょうか?

会社の売上を「運任せ」にしてはいけません。

本書は理詰めで黒字にし、理詰めで売上を上げるための本です。

まずは、会社の方向性(ドメイン)を決めなければなりません。

そのためには、次の4つの要素を押さえます。

  1. 売り手(自社)の強みを「知る」こと
  2. 社会が何を求めているかを「学ぶ」こと
  3. 買い手(お客様)が何を求めているかを「知る」こと
  4. 1~3をもとに、会社の方向性(ドメイン)を決め、
   ビジネスシナリオを組み立てること

本書では「ビジネスシナリオMAP」というフレームワークを
順番に埋めていくことで、この4要素を押さえて
自社のドメインを決定します。

「ビジネスシナリオMAP」は、各フレームを埋める際には、
「虫の目」で詳細に検討し、それがMAP上に配置されると
「鳥の目」で自社のビジネスを鳥瞰できるという優れもの。

会社の方向性が決まったら、次に考えるのは、
誰に、どうやって届け、どのように儲けるのかという
「ビジネスモデル」を構築すること。

この段階では、お客様を定義し、その客様にもたらす価値(商品や
サービス)を定め、販売する最適なチャネルを決定します。

本書では「ビジネスモデルMAP」というフレームワークを使い、
儲けの仕組みを作り上げます。

この「ビジネスシナリオMAP」と「ビジネスモデルMAP」が、
儲けるための設計図になるのです。

  「 “セールス”  “マーケティング”  “イノベーション” を
  社長自身がやっていない、もしくは、これらの重要な業務を
  社長以外の社員に任せっきりにしていては、
  会社が売上を継続的に上げることはできません。」

これらの社長必須の業務をA4シートのMAPを埋めながら、
漏れなくやっていくのが本書の経営メソッドです。

もちろん、設計図だけを作って、それが行動に結びつかなければ、
単なる自己満足で、何の意味もありません。

本書は、「ビジネスシナリオMAP」と「ビジネスモデルMAP」を
確実に実行するための、経営者のための「タイムマネジメント」に
ついても解説しています。

武田さんの前著『社長のための 1年で会社を黒字にする方法』では、
決算書の正しい作り方、決算書の読み方、決算書の経営への
活かし方が解説されていましたが、本書はその続編に当たります。

この2冊を併せると、中小企業の経営に必要な「守り」と「攻め」が、
すべて網羅されていることになりますね。

この本から何を活かすか?

  「超簡単な2つのタイムマネジメント法」

本書では、時間の使い方を「見える化」するために、
手帳を使うタイムマネジメント法と、
メモ帳を使うタイムマネジメント法が紹介されていました。

どちらも、ベースになるのはスティーブン・R・コヴィーさんの
7つの習慣』で紹介されていた、「緊急軸」と「重要軸」で
4つの象限に分ける2×2のマトリックス。

私も、このマトリックスは常にホワイトボードに書いて
活用しています。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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