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「最強チーム」の作り方

「最強チーム」の作り方 (マイナビ新書)「最強チーム」の作り方 (マイナビ新書)
(2013/11/26)
毛利 豪

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満足度★★★
付箋数:19

「最強のチーム」を作るには、どうしたら良いのでしょうか?

これは、ビジネスでもスポーツでも、
結果を出すことを要求される組織に共通する課題です。

手っ取り早いのは、お金で助っ人を雇うこと。

しかし、それはドーピングをしているようなもので、
一度それで上手くいったら、止めることができなくなります。

その上、本当のチームの強さにはつながらず、
長い目で見ると、何かしらの副作用が出てきます。

本書の著者、毛利豪さんは、今いるメンバーで最強チームを
作ることができると言います。

しかも、環境やメンバーが変わっても、何度でも、
結果を出すチームビルディングが可能だと。

なぜ、毛利さんはどこに行っても最強チームを再構築できるのか?

それは、最強チームを作るためのポイント法則を
知っているからです。

強いチームは、偶然できたり、お金さえかければ
できるものではありません。

本書では、毛利さんの実務上の経験から得たチーム作りの法則と、
それを裏付けるビジネス理論や心理学上の理論の
両面から解説します。

  第1章 自分のチームを正しく理解すれば、問題の9割は解決している
  第2章 最強チームを作るリーダーシップ
  第3章 チームをゴールに導く戦略的マネジメント術
  第4章 最強チームのコミュニケーション術
  第5章 チームの成果が劇的に変わる会議術
  第6章 チーム運営で最低限押さえておきたい学問的な知識

強いチームを作るには、リーダーがどれだけ鮮明に
ゴールを描き、その景色をメンバーに見せられるかがポイント。

しかし、その前提として今のチームの現状を
リーダーは十分に把握しておかなければなりません。

各メンバーが何に重きを置いているのか、
その価値基準を知った上で、チーム作りを進めます。

実際のビジネスでは、戦力となるメンバーが加わるより、
現状のメンバーが離脱したり、不合理な配置転換で、
急にチーム構成が変わってしまうことはよくあります。

ですからチームメンバーのモチベーションも、
常に外部環境と会社環境の影響を受け続けるのです。

そんなチームのメンバーが、
日々ゴールに向かう行動を積み重ねていくには、
「なぜ、いまそれをやらなければならないのか」という
動機づけが必須となります。

それができれば、たった3ヶ月でダメチームが
高いパフォーマンスを発揮するチームに生まれ変わることさえ
可能なのです。

毛利さんのチーム作りは、教科書や講習で学んだことを
活かしたのではなく、先に実践での積み重ねがあって、
後から体系化するために、理論を学んだスタイルだと思います。

だから机上の空論にはならず、常に臨戦態勢の現場でも
マネることができるチーム作りの方法なのでしょう。

ただし、本書はバランスよく網羅的に書いている反面、
読み物としては薄味になってしまった印象があります。

もう少し突っ込んで解説するパートを作っても
良かったかもしれません。

この本から何を活かすか?

本書のタイトルは以前紹介した内田和俊さんの
最強チームのつくり方』と思いっきりかぶっています。

こちらの本は、リーダーシップによるチーム作りより、
メンバーの「依存する人」を「変化を起こす人」に変えることで、
チーム作りを進めるアプローチが中心でした。

読み物としては、こちらの本の方が面白かった。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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| 組織・社内教育・コーチング | 11:25 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

確かに

確かにそういうリーダーがいいチームを作るものですよね。
ぼくはまだ高校生ですが、将来はそういうリーダーになりたいです。学校で経験を積もうと思います。
とても貴重な記事でした。ありがとうございます!

| しゅん | 2014/02/08 12:00 | URL |















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