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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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ジェフ・ベゾスはこうして世界の消費を一変させた

ジェフ・ベゾスはこうして世界の消費を一変させた (PHPビジネス新書)ジェフ・ベゾスはこうして世界の消費を一変させた (PHPビジネス新書)
(2013/10/19)
桑原晃弥

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満足度★★★
付箋数:20

  「ベゾスを知ることは、インターネットが変えたマーケティングの
  常識や顧客サービスのありよう、経営手法などを知ることでもある。
  本書はそんなベゾスの言葉を見開きスタイルでまとめたものだが、
  なかにはつい “当たり前だろう” と思える言葉も少なくない。
  しかし、大切なのは “見たことがある” とか “聞いたことがある”
  ではなく、 “やっているか”  “実行しているか” だ。
  知っていても実行しなければさしたる意味はない。」

本書はサブタイトル「ネットビジネス覇者の言葉」の通り、
Amazon.com の創設者でありCEOのジェフ・ベゾスさんの発言を
まとめた本。

ベゾスさんの発言から、その素顔を読み解き、
同時にネットビジネスでの成功の秘訣を探ります。

右ページには、ベゾスさんの象徴的な言葉が大きなフォントで
掲載され、左ページにはその言葉が出た背景や、
ライバルとの比較などの解説文が掲載されています。

ベゾスさんの名言集と言ってもいい本ですが、
解説もしっかり書かれているので、
一般的な名言集より読み応えのある本です。

著者の桑原晃弥さんは、スティーブ・ジョブズさんの本を
何冊か執筆していますから、ベゾスさんとジョブズさんの
比較も良く出てきます。

この2人の共通点に、成功するための原則が
隠されているのかもしれません。

例えば、今では当たり前になった1時間ごとに更新される
アマゾンランキング。

当初は、過去24時間の売上に基づくランキングを表示していました。

これを1時間単位で更新しようというアイディアが出たときに、
その場にいた誰もが「ばかばかしい」と思ったそうです。

それに対し、ベゾスさんはこのように言い切りました。

  「48時間あればできるはずだ。私がそうしたいんだ。実行しよう」

インターネットの世界では、スピードが命。

ジョブズさんも、目標を達成するために3ヶ月の計画を
説明しようとする部下に、同じような無茶な要求をします。

  「僕はね、一晩で成果をあげて欲しいんだよ」

また、マイクロソフトでもビル・ゲイツさんは、
部下たちが何か素晴らしいことを成し遂げた後でも、
理不尽なほどのスピードへのこだわりを見せたと言います。

  「なんで2日前にしなかったんだ」

常人の感覚からすると、異常と思えるほどのスピードへの執着が
ビジネスで他を圧倒する成果を出す要因なのでしょう。

消費の世界を一変させた、ベゾスさんですが、
アマゾンは今後、どのようなビジネスを目指すのでしょうか?

  「我が社の戦略は電子商取引の最終目的地になることです。
  オンラインで何かを買おうと思った時、それが我々の扱っていない
  商品であっても、とにかくうちのサイトに来てもらいたいのです。
  うちのサイトに来れば、買いたいと思っているものを探したり、
  見つけたるすることが簡単にできるという環境にしたいのです」

ベゾスさんが狙っているのは、ショッピング・ポータルに
なることです。

この本から何を活かすか?

  「キンドルで分厚い本が便利に楽に読めるようになると、
  消費者はもっと長編作品を読むようになるだろう。
  もっと読書をしてもらいたいなら、それを楽にすればいい。
  我々が目指しているのはそれなんだ。
  常に本を持ち歩くようになれば、当然読書量は増えるだろう」

私は、第2世代のKindle Paperwhite ニューモデルを購入しました。

実際に使ってみると、ページが勝手に閉じてしまわないことが、
思いのほか快適。

ベゾスさんの狙い通り、Kindleのおかげで、
それまで読む機会が少なかった小説を読むようになりました。

業界2位の10倍になるには、他社のわずか10%だけ優れていればいい
ともベゾスさんは発言していますから、
Koboとの差も、今後更に拡大していくのではないでしょうか。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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