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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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稼ぐ! ロジカル株投資

稼ぐ! ロジカル株投資 個人投資家だからできる「勝者のゲーム」稼ぐ! ロジカル株投資 個人投資家だからできる「勝者のゲーム」
(2013/12/04)
太田 忠

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満足度★★★
付箋数:16

さくら舎さんから献本いただきました。ありがとうございます。

  「資産運用とは “気づき” であり、 “気づくか、気づかないか” が
  投資家としての明暗を分けると私は考えている。
  だから、多くのことに “気づく” 投資家になっていただきたいのだ。
  多くのことに気づいていれば、壊滅的な損失からは無縁となり、
  やってはいけないことをやらない投資家になることができる。
  これは非常に大切なことだ。
  本書では、あなたの大切な資金を着実に増やすための戦略、
  言わば“失敗”しないための “投資のルール” を40に絞って
  紹介した。」

本書の著者は、各種のアナリストランキングにおいて
5年連続トップに輝いた実績のある太田忠さん。

太田さんが、本書で提唱するのは、
株式投資において、「勝者のゲーム」をすることです。

元ネタは、チャールズ・エリスさんの名著『敗者のゲーム』。

大多数のアクティブファンドはインデックスファンドより、
パフォーマンスが劣る「敗者のゲーム」になることが
知られていることから、太田さんが命名したものです。

機関投資家と比べて制約のない個人投資家に、
リスク管理をして、負けないゲームをしようという思いで、
本書のサブタイトルにも「勝者のゲーム」と謳ったようです。

個人投資家で、失敗する典型は、小さな利益を重ねても、
一度の大きな損失で市場から退場を喰らってしまうパターン。

いわゆる、「コツコツドカン」というタイプです。

小さな損失を避けるのは不可能ですが、
逆に言うと、壊滅的なドカンさえ確実に避ければ、
市場には利益を上げるチャンスは転がっています。

本書には、投資で大やけどをしないための、
良心的なアドバイスが書かれています。

  ・「リスク管理の習慣こそ投資成果を決定する生命線」
  ・「IPO銘柄にはうかつに投資しない」
  ・「機関投資家の後追い投資は不利」

また、信用取引についても頭から否定するのではなく、
メリットとデメリットを併記し、下落相場でリターンを上げる
手段の1つとして示されていることには好感が持てました。

更に、株式投資をやったことがない人が飛びつく、
安易な株式優待なども推奨していない点からも
太田さんが、十分信用できることがわかります。

本書の内容は成功法ですが、フラットな立場で、
誠実なアドバイスが書かれています。

口座開設から説明が始まっているので、経験のある投資家には
物足りないかもしれませんが、これから株式投資を始める人には、
安心して薦められる一冊だと思います。

もちろん、本書を読んだだけで儲けられるほど、
株式投資は簡単にはいきませんが、本書のルールに従っていれば、
少なくとも市場から退場することなく投資を続けられます。

この本から何を活かすか?

  「NISA口座を積極的に活用する」

2014年から優遇税制がなくなるのと引き換えに誕生する
株や投信などの運用益や配当金を一定額非課税にする制度。

NISA口座を作ると投資額100万円まで、非課税であることが
注目さていますが、デメリットがあることも忘れてはいけません。

何と言っても最大のデメリットは、
損益通算や3年間の損失繰越ができないこと。

本書でも、この点について注意喚起はありますが、
NISAを使った場合のほうが損をする場合があることも、
事前に認識しておく必要がありますね。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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