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発想をカタチにする技術

発想をカタチにする技術 新しさを生みだす“ありきたり発想をカタチにする技術 新しさを生みだす“ありきたり
(2013/11/14)
吉田 照幸

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満足度★★★
付箋数:22

日本実業出版社の細野さんより献本いただきました。
ありがとうございます。

2004年と2005年に単発特番放送後、2006年から6シーズンに渡り、
NHKで放送されたコント番組『サラリーマンNEO』。

サラリーマンを題材にして、個性は俳優がシュールな笑いを演じ、
海外ドラマのような半年クールのシーズン制。

NHKの他の番組もパロディにする、それまでのNHKでは考えられない、
何から何まで異例の番組でした。

「チャンネルを間違えた」という人が続出するほどで、
国際エミー賞のコメディ部門に日本の番組として、
初めてノミネートされ、2011年には劇場映画化されました。

かつて、英国営放送のBBCが、『空飛ぶモンティ・パイソン』を
作ったことに匹敵するぐらい、画期的な番組と言っては
少し言い過ぎでしょうか。

でも、それくらいNHKの中で新しい歴史を作った番組です。

通常レギュラー番組は、何人かのディレクターが持ち回りで
担当しますが、『サラリーマンNEO』は吉田照幸さん1人で担当。

その後も、「NEO」の実績が認められ、吉田さんは
NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』の演出にも参加します。

実は吉田さん、それまでコント番組も俳優が芝居をする番組も
撮ったことのない、どちらかと言うとNHKでは芽が出ない、
平凡な一職員だったそうです。

吉田さんは、NHKではありえない『サラリーマンNEO』を
いかにして生み出したのか?

本書では、ありえないことをしでかす
吉田さん流の仕事術が公開されています。

  PART1 直感を形にする方法
  PART2 思いつきの「アイディア」を伝える
  PART3 新しさは「直感」から生まれる
  PART4 「問題と友達」になる
  PART5 企画の「エッジ」をなくさないために
  PART6 努力はするな。コツコツ試せ。

本書の中で、吉田さんが一番のポイントとしている仕事のコツは、
「一度、自分から離れる」ということ。

例えば、夜、デートの予定があるのに、
上司から残業を言い渡されたとします。

これは、自分にとっては悲劇以外のなにものでもありません。

しかし、もし言い渡されたのが同僚だったら、
同情する反面、ちょっと笑ってしまう喜劇になります。

自分から一歩離れて客観的に見ると、腹の立つ不幸な出来事も、
笑える出来事になるということです。

自分から離れることが、仕事を楽しくするコツ。

普通は時間が経つと、「あの時は大変だったな~」と
ツラかったことを笑い話にできることも多いですが、
それをリアルタイムでやるということですね。

目の前に不幸が振りかかると、どうしても感情に支配されて、
冷静な判断ができなくなりますから、
オフィスに設置してある定点カメラから、
自分の姿を眺めて見るように考えるといいようです。

いわゆるメタ認知をしている状態になれるのでしょう。

本書では、吉田さんがNHKという組織の中で、
「NEO」の企画を通し、実際の番組作りのエピソードを交え、
アイデアを実現化する方法を公開しています。

番組を見たことがない人でも、十分に理解できるですし、
見ていない人ほど、「NEO」が見たくなります。

この本から何を活かすか?

  「直感は才能ではありません。当たり前ですが、誰にでもあります。
  しかし、いつも思考が邪魔しているのです。
  そこで、直感が降りてくる状態にするために、
  ぼくがやっていることを少しご紹介します。」

私が本書で紹介されていた中で、やってみようと思ったのは、
「起床したら5分待つ」直感を呼びこむ方法です。

朝目覚めて、起き上がらずにアイディアが浮かぶのを
5分間待つようですが、二度寝の危険性をはらんでいる、
ちょっとリスキーな方法です。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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| アイディア・発想法・企画 | 06:33 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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