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問題解決のためのデータ分析

問題解決のためのデータ分析問題解決のためのデータ分析
(2013/09/13)
齋藤 健太

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満足度★★★
付箋数:23

  「一番問題なのは “膨大な数値データをとりあえず分析して、
  そこからわかったことをもとに次の施策をたてたい” といって、
  目的を決めずにデータ分析に入ったために、結局何もわからず、
  迷路に迷い込んでしまうパターンです。」

データ分析して、問題点が浮かび上がってくる場合も
ありますが、最初に課題を設定しないと、
そもそもどんなデータ分析をすればいいのかが定まりません。

そんな状態で、いきなりデータ分析を始めようとすると、
雲をつかむような分析になって、ハマってしまうのです。

基本的なデータ分析のアプローチは次の通りです。

  1. 課題の見極め(目的の明確化)
  2. 仮説の洗い出しと絞り込み
  3. 分析作業の定義
  4. 情報収集
  5. 分析

データ分析は、あくまで仮説を検証するもので、
そのゴールは、戦略や打ち手を構築することにあります。

ロジックツリーで課題と仮説を洗い出し、
その仮説を検証するためにデータを集め、
目的に合ったデータ分析の方法を選択するのです。

  「本書は、問題解決の糸口を掴む考え方や方法を、
  私がコンサルティングの現場で実践しているフレームワークを
  用いながら説明します。
  また、問題解決とは切っても切り離せないデータ分析について、
  様々な事例を具体的にご紹介しながらご説明します。
  データ分析に必須のエクセルの操作方法についても
  ご説明します。」

著者の齋藤健太さんは、船井総合研究所にて
戦略コンサルティングに携わり、データ分析を武器に、
その後、独立してコンサルタント会社を設立した方です。

データ分析のところだけに焦点を当て過ぎず、
あくまで問題解決への流れの中で、
データ分析をどう活用するかが説明されています。

  「本書が想定している読者は、データ分析に初めて取り組む方、
  またはあらためて基礎から学びたいという方です。
  今までデータ分析について特に意識していなかった方、
  必要ないと思っている方にもぜひ読んでいただきたいと
  思っています。きっとデータ分析についての認識が変わるはずです。」

実際に細かく分析を行っていく上では、
もう少し詳しい分析方法を知る必要がありますが、
はじめてデータ分析を行うには、全体像が見えて、
良いガイドになる本だと思います。

実践的なエクセル機能の活用方法についての解説も、
的を射ていて、無駄がなくていいですね。

紹介されていたプレゼン資料のフォーマットが
ダウンロードできれば、言うことなしでしたが、
あくまで本書はデータ分析の本なので、
そこまで求めるのは、欲張りすぎなのかもしれません。

この本から何を活かすか?

構成比を偏差値へ変換する。

  「偏差値に変換することで、業界全体の評価と企業の評価の
  間に生まれる差をなくすことができ、それぞれどの項目が
  評価が高くどの項目が評価が低いのか、同じ目線で
  見ることができます。」

私は、偏差値へ変換するのはよく使う手法ですが、
あまりこうやって偏差値への変換方法が解説されている本は
あまり見たことがありません。

偏差値教育の影響かもしれませんが、説明を受ける側も、
他の統計用語のように補足しなくても理解が得られるので、
意外と使える手法だと思います。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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| 問題解決・ロジカルシンキング・思考法 | 06:12 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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