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ikadoku

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勝負論 ウメハラの流儀

2013年11月16日
仕事論 0
勝負論 ウメハラの流儀 (小学館新書)勝負論 ウメハラの流儀 (小学館新書)
(2013/10/01)
梅原 大吾

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満足度★★★★
付箋数:26

2012年4月に刊行された、前著『勝ち続ける意志力』が
ベストセラーとなった、プロ・ゲーマーの梅原大吾さん。

前著を読んでいない方はもちろんですが、
読んだ方でも本書を読む価値があります。

なぜなら、この1年半の間に、梅原さん自身が
より進化を遂げているから。

いかにして、勝ち続けるか?

ゲームに限らず、スポーツでも、ビジネスでも求められる
この問いを梅原さんは常に持ち続け、道を探求します。

  「僕の人生は、前作である程度伝えることができたと思います。
  特に、さまざまな人生のポイントにおいて、
  僕がどう考えてきたのかという “思い” については、
  出せたと思うのです。しかし、 “勝負” についての僕の考え方は、
  必ずしも十分に伝えられませんでした。
  書き足りなかった部分が多かったと思うのです。(中略)
  この本の目的は、勝ち続ける方法、勝ち続ける自分の作り方を
  考えていくことです。」

格闘ゲームの世界は、スポーツの世界とは違い、
ゲームがバージョンアップされることで、
ある日突然ルールが変わる世界です。

どちらかと言うと、ビジネスの世界に似ているかもしれません。

大きな変化があると、今までの知識や技術が、
全く使いものにならなくなります。

そして、次々と若くて瞬発力のあるプレーヤーが参入してきます。

そんな変化の激しい勝負の世界で、
梅原さんはどのようにして、勝ち続けているのか?

実は、ゲームが新しいバージョンになると、
最初は梅原さんでも負け続けることが多いそうです。

しかし、新しいルールでの勝負を重ねる毎に、
梅原さんは強くなり、最終的に誰よりも強いところまで行き着きます。

それは、勝負と向き合い、勝ち続けることの意味を問い、
常に成長を続けているから。

梅原さんは、勝ち続けるために思考を続ける求道者。

私には、そんな梅原さんの姿が、
天下無双を追い求めた宮本武蔵にも重なって見えました。

本書は、ゲーマー向けに書かれた本ではありません。

梅原さんの勝負論は、抽象度を上げて思考された
勝負哲学ですから、あらゆる分野で通用するものだと思います。

だからこそ、梅原さんはルールが変わっても、
最終的に勝ち続けることができるのです。

  「今日は、1分深く考えればよしとする。
  明日1分30秒考えればなおいい。
  できる人から見たら、亀にも劣る足取りかもしれません。
  でも、僕はずっと成長を感じ続けられたし、
  そのペースを崩さなかったおかげで、
  今も世界一のプロ・ゲーマーであり続けています。
  そして目一杯の幸せを感じているからこそ、
  まだ自分が成長できる気がします。」

前著の記事でも書きましたが、
やはり梅原さんの生き方はカッコいい。

この本から何を活かすか?

勝ち続けるためには、思考し続けなければなりません。

その時の注意点。

  「決してしてはいけないことがある。
  それは、自分を人と比べないことだ。(中略)
  続けることが大切なのだから、
  ここでのものさしは自分だけでいい。」

他人と比べるのは、不幸の始まりですから、
自分の中で進歩し続けることを第一に考えるべきなのです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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この記事を書いた人: ikadoku
毎朝4時に起きて本を読み、13年以上ブログで紹介記事を投稿しています。北海道在住。たまに旅行で長期の休みを取ります。

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