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専門家はウソをつく

専門家はウソをつく (小学館新書)専門家はウソをつく (小学館新書)
(2013/10/01)
勝間 和代

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満足度★★★
付箋数:21

「専門家はウソをつく」と専門家自身が発言したら、
その発言はウソか、それとも本当か?

この本のタイトルを見て、論理クイズの「正直村とウソつき村」
を思い出しました。

このクイズは、次のような内容です。

正直者だけが住む正直村と、ウソつきだけが住むウソつき村が
ありました。

どちらの村へ通じるのかわからない分かれ道に差しかかりました。

その時、ちょうど1人の村人に出会いました。

この村人に一言だけ質問をして、どちらが正直村に通じる道かを
知るためには、どのように質問したら良いでしょうか?

もちろん、正直村の人ならすべての質問に正直に答え、
ウソつき村の人ならすべての質問にウソをつき、
この村人はどちらの村人かはわからないという設定です。

この論理クイズの正解は、一方の道を指差して、
「あなたは、こちらの道から来たのですか?」と尋ねるです。

指差した道が正直村で、尋ねた人が正直村の人なら、
「ハイ」と答えます。

指差した道が正直村で、尋ねた人がウソつき村の人なら、
「ハイ」と答えます。

指差した道がウソつき村で、尋ねた人が正直村の人なら、
「イイエ」と答えます。

指差した道がウソつき村で、尋ねた人がウソつき村の人なら、
「イイエ」と答えます。

つまり、答えが「ハイ」なら指差した方が正直村への道。
答えが「イイエ」なら指を差さなかった方が正直村への道。

では、勝間和代さんに尋ねてみましょう。

(専門家を指差して)あなたは、このグループの人ですか?

  「私の分野である “経済評論” について考えていきましょう。
  私が “経済の専門家” を名乗っている理由は、
  これまで、次の学歴・資格・職歴があるからです。」

本書のテーマは、すべての専門家は信用できるわけではないし、
また、信用できる専門家の発言も、
すべてが信用できるわけではないと伝えることです。

実は、この発言を専門家がしているというパラドックスが、
勝間さんの狙いなのだと思います。

勝間さんが本書で一番読者に求めていることは、
専門家の発言を鵜呑みにせず、疑う姿勢を身につけること。

ですから、本書の内容を疑って批判的に読んで欲しいのです。

普通に本を書いても、アマゾンのレビューには
批判的なコメントが殺到する勝間さん。

それを色んな意味で「ツッコんで」と言わんばかりの
ネタを提供する勝間さんの勇気には、毎回頭が下がります。

個人的には、ここ最近の勝間さんの「ツッコまれ力」には
かなり注目していて、AKB48の島崎遥香さんに匹敵するのでは
ないかと思っています。

本当の勝間さんのアンチなら、本書の内容を批判せずに
スルーするのが正解なのでしょう。

帯の勝間さんの写真や、改行が多く文字数が少ないという
わかりやすいところに食いついて批判するのは、
「ツッコまれたい」勝間さんの思うツボなのだと思います。

この本から何を活かすか?

本書では『ナイロビの蜂』という映画が紹介されていました。

専門家は利権と結びついて、ポジショントークをしている
という説明の中で、この映画のことが書かれていました。

今まで勝間さんは著書の中で、グッズや本の推薦を
たくさんしてきましたが、映画を紹介しているのは新鮮でした。

この映画、DVDを借りて見てみようと思います。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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