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部下のやる気を引き出す 上司のちょっとした言い回し

部下のやる気を引き出す 上司のちょっとした言い回し―――聞き方・褒め方・頼み方・伝え方・叱り方…すぐに使える150フレーズ部下のやる気を引き出す 上司のちょっとした言い回し―――聞き方・褒め方・頼み方・伝え方・叱り方…すぐに使える150フレーズ
(2013/09/21)
吉田 幸弘

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満足度★★★
付箋数:20

著者の吉田幸弘さんに献本いただきました。ありがとうございます。

同じ内容を伝えても、「言い回し」一つで相手に与える印象が
かなり違うことがあります。

本書の冒頭で紹介されているのは、本当は同じ内容なのに、
伝わり方が驚くほど違う例です。

あなたが取引上で大きなミスをしてしまい、
上司に報告した時に叱責を受ける場面を想像してください。

  1. 「大変だったな。報告ありがとう。詳しく聞かせてくれないか」
  2. 「何やっているんだ! なんで、そうなったのか教えてくれよ」

どちらも上司としては、現状を把握しようとしているわけですが、
180度違う印象を与えてしまいます。

1.のような労いの言葉があると、トラブルの解決に
上司も協力してくれるような印象を与えますから、
詳しく状況を説明する気にもなるでしょう。

一方、2.の場合はミスを問い詰められるような感じなので、
言い訳をして、自分に不利な点は隠してしまうかもしれません。

更に、今後ミスした場合でも、この上司にだけは
報告したくないという心理も働くはずです。

1.の上司も2.の上司も、正確に状況を掴み
最善の対処をしたいと、頭の中で考えている時点までは
同じでしたが、その考えを口に出した瞬間から、
大きく反応が別れてしまうのです。

平時には、一呼吸置いて考えを口に出すことができるので、
少し配慮した言い方ができるかもしれません。

しかし、この例のような、イザという時には、
つい使い慣れた言い方が出てしまいます。

そして、一度でも2.のような言い方をしてしまったら、
それまでに時間をかけて築いてきた信頼関係は、
一瞬にして崩れ去ってしまいます。

ですから、部下のやる気を引き出す、
ちょっとした「言い回し」は、普段から地道に使って、
無意識でもスッと出てくるように、
口に馴染ませておきたいものです。

本書では、ビジネスの現場ですぐに使えるフレーズを
徹底して集めました。

その数、なんと150フレーズ。

効果別に分けて、事例を交えて紹介されていますから、
コツコツと1フレーズずつ自分のものにしていくには、
使いやすい本だと思います。

  第1章 部下が話しやすくなる相槌の打ち方
  第2章 部下の言いたいことを上手に引き出す聞き方
  第3章 部下のプライドをくすぐる上手な褒め方
  第4章 部下が気持ちよく働いてくれる頼み方
  第5章 部下を立ち直らせる励まし方
  第6章 部下にやる気と気づきを与える伝え方
  第7章 部下が行動を改善してくれる効果的な叱り方

この本から何を活かすか?

褒めても、それを素直に受け止めてくれない部下もいます。

  「伊藤さんは、プレゼンが上手ですね」

こんな風にストレートに褒めても、
「そんなことありません」と否定されて会話は終わり。

そうならないために、本書で紹介されているのが
「質問しながら褒める」方法です。

  「どうしたら伊藤さんのようなプレゼン資料がつくれるのか、
  教えてもらえますか」

こう質問すると、「上手い」という前提が受け入れられ、
気難しい人でも、意外と気分良く話してくれるようです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| コミュニケーション | 12:39 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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素敵なご紹介ありがとうございます!

| 吉田幸弘 | 2013/09/29 02:17 | URL |















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