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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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売上目標は立てるな!

売上目標は立てるな!  20人までの組織をまとめるリアルマネジメント売上目標は立てるな! 20人までの組織をまとめるリアルマネジメント
(2013/08/29)
岩渕龍正

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満足度★★★
付箋数:25

著者の岩渕龍正さんから献本いただきました。
ありがとうございます。

「なぜ、うちの社員はやる気がないんだろう?」

本書はこんな悩みを持つ、従業員「20人」くらいまでの
会社の経営者の方にはに、是非、読んでもらいたい本です。

  「あなたは気づいていませんが、逆に社員のやる気を
  奪うようなことをしているケースがとても多いのです。」

小さな会社で働く社員の就職の動機は、
それほど高尚なものではありません。

  「家から近かったから」
  「親から言われたから」
  「違う仕事をしたかったけど、就職できなかったので仕方なく」

こういった理由で働いている人が大半です。

そんなスタッフに、売上や予算のことばかり言っても、
かえってやる気を削ぐばかりです。

そもそも多くのスタッフには、
「頑張らなければならない理由」がないのです。

そして、結果を出させるために
「お金」でモチベーションをあげようとする。

この「お金のためだけ」、「生活のためだけ」に
社員が働くようになると、組織は崩壊し会社は傾いていくのです。

では、一体どのようにしたら、やる気のない社員の
モチベーションを上げることができるのでしょうか?

岩渕さんが、クライアント先で実践し、効果を上げているのが、
「結果至上主義」ではなく、「プロセス至上主義」。

つまり、やる気がない社員に結果だけを求めるのではなく、
失敗させないように、決まったプロセスをきちんと
実行させるのです。

小さな成功体験を数多く積ませて、自信をつけさせていく。

そして、デキない社員を「怒る」のではなく、
「ストローク」を打ち込むのです。

ストロークとは、自他の存在や価値を認めるための
言動や働きかけで、「心の栄養」になるもの。

そのために社長が社員に対し行うのが「面談」です。

  「20人までは毎月、全員と面談しよう」

社長は面談を通して、社員の心の状態を
管理することこそが仕事なのです。

本書では、「初回の面談」と「2回目以降の面談」とに分けて、
社員にどんな質問をして、どのようなことを伝えるべきかが
細かく解説されています。

また、本書で特徴的なのは社長の「妻」について
1章を割いて説明している点です。

本書が目指す、会社も家庭も成功させる理想の姿は、
「夫婦経営」です。

  「あなたもぜひ、夫婦で会社経営をし、
   “会社も家庭も成功する=夫婦成功” を目指してください。
  きっと、さらなる会社の成長とより強い夫婦の絆が
  得られるはずです。」

この本から何を活かすか?

本書には、岩渕さんが実際に社員教育で使っている
マニュアルやテストなどが公開されています。

あまり社員教育にお金や時間を割けない、
小さな会社では参考になるものばかり。

その中で、私の目を引いたのは「スタッフ絶対把握テスト」です。

これは、試用期間1週目に岩渕さんの会社で行うテストで、
「社長の名前をフルネーム」で書かせたり、
「会社の住所」を書かせたりする内容です。

入社したばかりのスタッフに、こういう所から、
1つ1つ教えていかなければならないことを
意外と多くの経営者は見落としがちだと思います。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| 経営・戦略 | 06:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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