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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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数学女子 智香が教える 仕事で数字を使うって、こういうことです。

数学女子 智香が教える 仕事で数字を使うって、こういうことです。数学女子 智香が教える 仕事で数字を使うって、こういうことです。
(2013/07/25)
深沢 真太郎

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満足度★★★★
付箋数:25

日本実業出版社の細野さんに献本いただきました。
ありがとうございます。

本書は、ビジネス数学指導を専門にする深沢真太郎さんが、
仕事での「数字」の使い方が具体的にわかるように
書き下ろしたビジネスストーリー。

物語の舞台は中堅アパレル会社、株式会社ブライトストーン。

主役の1人は、営業部のエース社員で、
ファッションには、かなりこだわりがある木村斗真、28歳。

ちょっとチャラい感じのする、コテコテの文系男子。

彼は、ファッションは感性のビジネスなので、
経験と直感で物事を決めるという信念を持っています。

この木村に、ビジネスでの「数字」の使い方を教えるのは、
もう1人の主人公、柴崎智香、27歳。

彼女は、社長から直接ヘッドハントされ、
コンサルティング会社から転職してきました。

ファッションにはまったく興味がない、
数学科出身のガチガチの理系女子です。

本書は、この正反対の2人が繰り広げる物語。

智香が、木村の数字アレルギーを克服するために、
最初に約束させたのが、自分との会話には必ず「数字」を入れて
話をするということでした。

店舗の売り場チェックから、オフィスに帰るときの2人の会話。

  木村 「あ~腹減った!メシ食って戻ろう」

  智香 「数字が入っていません」

  木村 「あのさ、オマエ頭おかしいじゃないの!?」

  智香 「数字が入っていません」

  木村 「・・・・(カチン)」

  智香 「私もお腹が空きました。満腹の状態を100とするなら、
     いまは10ってところです。予算は800円くらい、
     待ち時間はできれば5分以内でお願いします」

  木村 「オマエ、どういう頭の構造しているんだよ」

  智香 「でも、私がいま、どういう状態で、何を求めているのか、
     わかっていただけましたよね。
     たぶん、小学生でも理解できますよね(ニコッ)」

2人の会話は終始こんな感じで、けっこう笑えます。

私にはこの2人が、スタートレックの直感型のカーク船長と、
論理に従うミスター・スポック以来の迷コンビに思えました。

さて、本書では数字を使った比較の仕方、平均とバラつき、
実数と割合、相関係数、グラフの使い方などが学べます。

木村たち営業社員は、コスト削減と売上アップを図るため、
各店舗の売上とスタッフ数の相関を調べました。

その結果、相関係数は0.5894・・・

あなたは、この結果をどう考え、ここから何ができますか?

相関係数自体は、エクセルの関数で簡単に計算することが
できますが、そこから先が大切なところなんですね。

本書は、数字が苦手な人には是非読んで欲しい一冊。

数字が得意な人には、この本を使って、
苦手な人に数字の使い方を教えて欲しいですね。

この本から何を活かすか?

木村は自分の彼女に、カチンとくる智香のことを
よく愚痴っていましたが、彼女に数学女子の印象を聞かれて、
結構イイことを言っています。

  彼女 「やっぱりそういう人って分析も得意なんだろうね。
     複雑な計算もパパっとやったりして」

  木村 「いや、それは違う。
     う~ん、うまく言えないけど、こういうことかな。
     分析=計算ではない。分析=思考である。
     数字や計算は、その途中で使う “道具” に過ぎない」

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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