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TEDトーク 世界最高のプレゼン術

TEDトーク 世界最高のプレゼン術TEDトーク 世界最高のプレゼン術
(2013/07/18)
ジェレミー・ドノバン

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満足度★★★★
付箋数:23

TEDとは、テクノロジー、エンターティメント、デザインの
3つの分野を中心に、感動や衝撃をもたらすアイディアを紹介し、
広めていくことを目的としたNPO団体。

TEDで公開される動画は、聞き手にインスピレーションを与える、
まさにプレゼンテーションのお手本です。

ジェレミー・ドノバンさんは、本書を執筆するにあたり、
数えきれないぐらい、徹底的にTEDのビデオを見ました。

そして、普通の人でもTEDのプレゼンターのように、
人をインスパイアするプレゼンが行えるように、
ノウハウをまとめたのが本書です。

本書は、TEDトークのエッセンスを凝縮した一冊。

  「トピックを選ぶ最善の方法は、まず聴衆に伝えたい
  メッセージをひとつ選び、さらにそのメッセージに情緒的な
  深みを添える何か目をみはるような経験はないかと
  頭のなかを捜しまわることです。(中略)

  カギとなるのは、何よりもまず、核となるアイディアを
  はっきりと認識することです。」

あまり欲張って、1度のトークにいろいろなウンチクを
詰め込んでしまうのはご法度です。

相手を動かすプレゼンは、1つのコアメッセージについて
一貫して語られているものです。

1つのコンセプトに焦点を合わせたら、それ以外のコンセプトは、
どんなに語りたくても捨てなければなりません。

本書では、トピックの選び方、ストーリーの組み立て方、
実際のスピーチのしかた、洗練されたデザインの手法などが、
順を追って解説されています。

効果的なスライド作成のパートでは、
セス・ゴーディンさんの「ゴーディン・メソッド」と、
高橋征義さんの「高橋メソッド」が紹介されていました。

本書は、プレゼン全体の構成を考えるときの参考になりますし、
「オープニングのつかみがうまくいかない」とか、
「最後の締めがしっくりこない」といった部分的な改善にも
役立てることができます。

また、本書の最大の特徴は、ドノバンさんが参考にした
プレゼン映像を、読者もTEDのサイトで実際に見ながら、
そのノウハウを吸収できることです。

ドノバンさん自身は、ビデオのリストをまとめていませんが、
訳者の中西真雄美さんが、「訳者あとがき」で、
リストとしてまとめてくれています。

NHK・Eテレでも「スーパープレゼンテーション」という番組で、
TEDトークの厳選映像が放送されていますから、
本書をテキスト代わりに、この番組を見ることもできます。

本書は、もともと英語ベースのプレゼンなので、
ところどころで、日本語の場合にはどうなるのかな?
という部分があります。

しかし、これらの部分についても、中西さんが補足を
加えてくれているので大丈夫。

訳者として、かゆいところに手が届く配慮をしてくれています。

この本から何を活かすか?

  「基本は両腕を楽にして身体の脇に下ろしておく」

これが、スピーチのときの最も有効な基本姿勢。

また、本書では絶対に避けるべき姿勢も挙げられています。

  ・局部を隠すような姿勢 : おどおどしているように見える
  ・ポケットに手を入れる : 無気力で関心がないように見える
  ・後ろで手を組む姿勢 : 何か隠しているんじゃないかと勘ぐられる
  ・腰に手 : 挑戦的で傲慢な態度に見える
  ・腕組み : 何かを拒否するような挑戦的な態度

ついやってしまいそうなこれらの姿勢。
もしクセになっているなら、意識して直すべきでしょう。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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