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決断できる人は2択で考える

決断できる人は2択で考える (星海社新書)決断できる人は2択で考える (星海社新書)
(2013/04/26)
石黒 謙吾

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満足度★★★
付箋数:22

なぜ人は迷うのでしょうか?

それは、いろいろなものを一度に見てしまうから。

同時にたくさんの選択肢から選ぼうとすればするほど、
どうしても迷って、判断に時間がかかります。

ならば、シンプルな「2択」にしてしまおうというのが、
石黒謙吾さんが提唱する「2択思考」です。

小泉元首相が2005年に行った郵政選挙も、
2択にすると決断しやすくなることを利用した選挙手法でした。

  「たとえ選択肢が100個あったとしても、それを1対1の決定を
  繰り返すと考えることで、最も適切なひとつを
  速く正確に選ぶことができるのです。」

つまり、複数の選択肢から1つを選ぶ場合は、
トーナメント方式で2択の状態を作り、ベストを選ぶのです。

もちろん、2択にしてどちらかを選ぶ場合でも、
選ぶための明確な「基準」を用意しておく必要があります。

しかし、ここで注意をしなければならないのは、
すべての事柄を○(いい)と×(悪い)で判断してしまわないこと。

世の中には○と×で優劣をつけられないものがたくさんあります。

ですから、2択は上下を決めるのではなく、
右か左かを決めるようなもの。

正誤や善悪ではなく、「好き嫌い」を決めるのです。

  「たとえば、僕は女性タレントの中では “松たか子は好き、
  沢尻エリカは嫌い” です。ですが、 “松たか子はいいけど、
  沢尻エリカはダメだよね” という言い方はしないようにしています。」

また、一般的に、2択と聞くと「究極の選択」を
イメージしてしまいますが、実際の2択ではそこまで極端に
違うものから選ぶことはありません。

むしろ、似て非なるものから選ぶことが2択力をアップさせます。

それは比べる対象が似ていれば似ているほど、
ディテールに目を向けることになるからです。

  「差を比べる作業を繰り返すことで、言いたいことや好みも
  ハッキリしてくる。すぐ仕事に役立ったりしなくても、
  人に流されない、自分の考えを持っている人にられると思うのです。」

いわゆる「違いの分かる人」になれるということなのでしょう。

2択思考は、思考が整理され、判断のスピードが早くなり、
ストレスフリーになるというメリットがあります。

しかし、意外とデジタルな判断ではなく、
好き嫌いで判断するなど、人間的なアナログな考えのようです。

判断に時間がかかる人は、身につけておきたいメソッド。

この2択思考が瞬時にできるようになると、
「あの人、勘がいい」といわれるようになるかもしれません。

ちなみに、本書は2010年10月刊行の『2択思考』を新書化したもの。

3年経っても、内容が古くなっているようには感じませんでした。

私は、以前に石黒さんの『7つの動詞で自分を動かす』を
読んだ時に2択思考に興味を持ちましたが、
今回新書が出たので、手頃な価格で読むことができました。

この本から何を活かすか?

  「とりあえず生!」は思考のサボリなので禁止

石黒さんは、居酒屋でみんなが生ビールを注文しても、
ひるまずに「あ、オレ、瓶」と注文するそうです。

  「 “みんな生だから生” というのは、とても消極的で受動的。
  決めているようでいて実は決めていない。
  みなさんには、もっと能動的な決断をしてほしいのです。」

やはり自分の判断基準は持っていたいものです。

こだわりのない人は、なんとなくみんなが生だから生ではなく、
「必ず一番多い注文と同じ注文をする」という判断基準を
設けておくのなら、いいのかもしれません。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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