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聞き上手 話し上手 38の可士和談議

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(2013/04/26)
佐藤 可士和、ウオモ編集部 他

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満足度★★★★
付箋数:24

ゲストがあまりに豪華過ぎて、驚いてしまう対談集。

本書は、集英社発行のファッション雑誌、月刊「UOMO」の
2009年1月号から2012年3月号に掲載された「可士和談義」と
2013年6月号の「可士和談義スペシャル企画 もうひとつの、対談。」
をまとめたもの。

2009年5月刊行の『佐藤可士和×トップランナー31人』に続く、
単行本化の第2弾です。

対談のホストを務めるのは、クリエイティブディレクターの
佐藤可士和さん。

この対談は、可士和さんが「会いたい人に会う」という
コンセプトで連載されていました。

1つの分野で成功すると、これだけいろいろな分野の
トップの人たちと会えるのか?
そう思えるほど、多士済々のゲストが登場。

第1弾も凄いゲストの方々が並んでいましたが、
本書はますますパワーアップしている感があります。

坂本龍一さん、大前研一さん、安藤優子さん、松任谷由実さん、
松任谷正隆さん、竹中平蔵さん、竹中直人さん、三木谷浩史さん、
林真理子さん、猪瀬直樹さん、秋元康さん、安藤忠雄さん・・・・

さすがに、すべてが可士和さんが会いたかった人たち。

どの対談でも、可士和さんは好奇心旺盛な少年のように
ゲストのクリエイティビティの源泉に切り込んでいきます。

可士和さんは、その人に会ってどうしても聞きたかった質問を
次々とぶつけて、ゲスト本質をうまく引き出しています。

ここに登場する各界のトップの方々は、まったくジャンルは違えど、
共通点があると可士和さんは言います。

1つは、「インデペンデント」であること。

インデペンデントという言葉は、竹中平蔵さんが対談で使っています。

  「どうしても日本的な人間関係の中では、 “中立” と “独立” が
  混同されがちなんですね。(中略)大事なのは、あらゆる利害から
  インデペンデントであることなんです。」

これは、何かに依存せず、ぶれない自分の軸を持っているということ。

そして、もう1つの共通点は、「クリアな視界を持っている」ことです。

こちらは、三木谷浩史さんが、アントレプレナーに
必要な要素として、次のように語っています。

  「今の立ち位置から将来を見るんじゃなく、鳥の目をもって
  鳥瞰的に将来を見て “あ、こうなるんだ” と気づけるか。」

この「見えている」状態は、ゲストの方に共通している特徴ですが、
恐らく各界のトップランナーの方であっても、
最初は意識して徐々に見につけた習慣なのだと思います。

また、本書はもともとファッション誌の連載記事なので、
毎回ゲストと可士和さんのツーショット写真が掲載されています。

単行本では、モノクロなのが少し残念ですが、
これらの写真は、ゲストの方が持っている雰囲気を切り取っていて、
なかなか素敵です。

この本から何を活かすか?

私は、この対談本を読んでイイ刺激をうかましたが、
同時に、これだけ自分の会いたい人に会える
可士和さんを非常に羨ましくも思いました。

では、著名なクリエイティブディレクターではない自分が、
可士和さんのように、会いたい人に会うことはできないのか?

こう考えた時に、私は何の準備もできていないことに気づきました。

まずはじめにすべきことは、自分が会いたい人をリストアップして、
その人に聞く質問を考えておくこと。

そして、ただ一方的にその人から教えを請うだけでなく、
自分がその人に提供できる価値も考えておくことも必要です。

チャンスは準備をしている人のところにやってくる。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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