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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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すごい講師の伝え方

すごい講師の伝え方すごい講師の伝え方
(2013/06/04)
中村 喜久夫

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満足度★★★
付箋数:20

TAC出版の佐藤さんに献本いただきました。ありがとうございます。

あなたは、スピーチ技術を磨こうとしていませんか?
あなたは、人前で上手に話そうとしていませんか?
あなたは、導入でインパクトのある話をしようとしていませんか?
あなたは、カリスマ講師のマネをしようとしていませんか?

これらのことに気持ちが向いてしまうと、
もっと大切なことを忘れているかもしれません。

最も大切なことは、聞き手に伝わる話をすること。

本書が伝えるのは、「わかりやすい説明のメソッドをマスターし、
自分らしい講演・講義をする」ことです。

本書の著者は、不動産鑑定士の中村喜久夫さん。

中村さんは、早口で、姿勢も悪く、笑顔を作るのも苦手なのに、
不動産関連の研修や講演はわかりやすいと評判で、
口コミとリピートだけで、年間受講者が9000人にもなるそうです。

中村さんが「わかりやすい説明」のためにやっているのは、
たった3つのことです。

当たり前といえば、あたり前のことですが、
この基本的なことを欠いて講師をしても、
受講者からわかりやすいと言われることはありません。

  1. 講演、研修の目的を明確にする
  2. 聞き手の属性を考える
  3. 目的、聞き手に合わせた話の構成を考える

そもそも講師といっても、大きく分けて2種類あります。

それは研修講師と講演講師。

研修講師は、知識をわかりやすく説明することが求められ、
研修の目的は知識を習得させ、合格に導くことにあります。

それに対して講演講師は、自分の経験によって得られたことを伝え、
聞き手を感動させたり、モチベーションを上げることを目的とします。

同じ講師といっても、このように求められていることが
違いますし、その研修によって目的も異なりますから、
まずはその目的にフォーカスする必要があります。

ですから、話の導入部分で必要なのは、
サプライズのある話ではなく、
「話を聞く必要性」を語ることなのです。

ちなみに、研修講師の役割について、もう少し詳しく言うと、
中村さんは、次のような持論を持っています。

  「研修講師は “知識” を売るのが仕事ではない。
   “時間” を売るのだ」

これは、講師が自分の時間を売るという話ではありません。

限られた時間で合格しなければならない受講者に対し、
勉強時間を短縮する技術を売るということ。

本来、合格までに200時間の勉強が必要なところを、
その半分の時間で合格させるのが講師の真の役割であると
中村さんは考えます。

本書の後半では、講師として食べていくために必要な、
ポジショニングや専門性の持ち方などの説明がありますから、
講師を目指す人にとっては聞きたい内容が書かれています。

また、特段、講師を目指していないビジネスパーソンでも、
人前で話す機会はよくありますから、
本書の第6章までの心得は参考になるでしょう。

  第1章 人を動かす! 「伝え方」意識革命
  第2章 こんな話では伝わらない
  第3章 「伝わる話」にするために
  第4章 「メッセージ」で聞き手に変化を起こす!
  第5章 パワーポイント活用法
  第6章 緊張はこうして克服する!
  第7章 職業としての講師
  第8章 講師として活躍するために

この本から何を活かすか?

講師として活躍するには、「著書」があった方が有利です。

そこで本書で紹介されているのは、
無料の出版プロデュースサービス「企画のたまご屋さん」。

このサービスは成功報酬制で、出版が決まると印税の3割を
たまご屋さんに支払うそうです。

本を出版したい人には、いいサービスですね。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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