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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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ブレイクスルー ひらめきはロジックから生まれる

ブレイクスルー ひらめきはロジックから生まれるブレイクスルー ひらめきはロジックから生まれる
(2013/04/04)
木村 健太郎、磯部 光毅 他

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満足度★★★★
付箋数:26

  「ブレイクスルーをもっと、みんなのものに。
  
  発想はクリエイターと名のつく職業の専売特許ではない。
  (中略)僕らは、ブレイクスルーの思考ロジックを
  ブラックボックスから、ホワイトボックスに移し替えたい。
  そんな思いから、この本の執筆にチャレンジした。」

本書は著名なクリエイター、木村健太郎さんと磯部光毅さんが、
「自分たちはどうやってアイディアをつくっているのか?」
というテーマで会話したのをきっかけに生まれた本です。

クリエイターの頭の中を明らかにし、ブレイクスルーを
再現性のあるレシピとして公開しています。

把握可能な情報をフレームワークで整理し、
そこから考えられるベストな方法を模索しても
ブレイクスルーは起こりません。

ならば、どうしたらブレイクスルーを起こせるのでしょうか?

本書では、人の思考を「街」と「森」に喩えます。

  街の思考は、意識的で、論理的で、サイエンスで安全。
  森の思考は、無意識的で、直感的で、アートでリスクがある。

そして、ブレイクスルーは街と森を行き来することで生まれる。

街で思考を整理して、森に行ってアイディアを見つけ、
また街に戻ってきてそのアイディアを検証して、
ブレイクスルーを起こします。

本書では、ある王国の2人のシェフの寓話を使って説明します。

あるとき王様は、2人のシェフを呼びつけ、
王妃の誕生日に最高の料理を作るように命じました。

1人目のシェフは、街中をくまなく歩きまわって、
最高の食材を手に入れて調理しました。

その料理を試食した王様は、大いに満足しました。

  「うむ、これは、王妃の大好物であるぞ」

一方、2人目のシェフは、森の中に深く分け入って行き、
試食会の直前に街に帰ってきました。

その噂を聞いていた王様は、訝しく思いながらも、
2人目のシェフの料理を口にして、思わず声を発してしまいます。

  「むむ? なんだこれは。初めて食べる味だな。
  な、なんと、こんな美味しい料理があるとは!」

もちろん、王妃の誕生日を祝う晩餐会に指名されたのは
2人目のシェフでした。

そのシェフは、未開の森をさまよって発見した新しい食材を
街に持ち帰って調理し、ブレイクスルーを果たしたのです。

ここまでの話しで、街にいるだけではブレイクスルーは起こせず、
街と森を行き来する必要があることはわかります。

では、実際に森に行って、どのように新しい食材を
見つけたらよいのでしょうか?

現実の話に戻すと、どのようにすると、
無意識の中から、ひらめくことができるのでしょうか?

  「実は、 “意識” の街の中でものを考える=分析する時
  だけではなく、 “無意識” の森の中で何かをつかむ=発想する
  ときにも論理(ロジック)は存在します。言い換えると、
  どこからともなくやってきたように感じる “直感”  “ひらめき”
   “インスピレーション” も、実はこれまでの知識や知恵からの
  思考のつながりをたどって生まれたものなのです。」

本書では、ブレイクスルーの再現性を高める
8つの思考ロジックが紹介されています。

ただし、知っているだけではブレイクスルーはできません。

実際のブレイクスルーは、何度も何度も自分で森の奥へ分け入って、
体で身につける技術なのだと思います。

この本から何を活かすか?

  連想を用いた発想技法「ゴードン法」

ウィリアム・ゴードンさんが考案した、
リーダーが、本当の課題を知らせずに、「抽象的なテーマ」を
出して、参加者にアイディアを出させる方法。

本書で紹介されていたこの方法は、
私は初耳だったので、今度利用してみようと思います。

そういえば、「シネティクス」というアイディア発想法も
ゴードンさん考案の方法だったような気がします。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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| 問題解決・ロジカルシンキング・思考法 | 07:57 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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