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凡事を極める

凡事を極める-私の履歴書凡事を極める-私の履歴書
(2013/02/26)
樋口武男

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満足度★★★
付箋数:18

本書は、大和ハウス工業代表取締役会長兼CEO、
樋口武男さんの「私の履歴書」です。

日本経済新聞朝刊に連載されていたのは、
2012年3月1日~3月31日までの期間です。

  「2013年4月で75歳になる。大和ハウス工業に中途入社して
  49年余。会社を興して創業社長にになり、上場させる夢こそ
  かなわなかったが、形を変えて上場企業のトップになるという
  夢が実現した。」

樋口さんは、業績不振の支店を立て直し、
倒産の危機に陥っていたグループ会社を蘇らせ、
本社で戻ってからは奇跡のV字回復を果しました。

師と仰ぐオーナーの石橋信夫さんと共に歩み、
大和ハウス工業を組織改革し、1兆円企業に育てました。

それは、石橋さんのモーレツ経営のDNAを
樋口さんが受け継ぎ実践した歴史です。

樋口さんが、夢を実現できたのは「凡事徹底」したから。

これは平凡な人間が非凡なことをなす唯一絶対の方法です。

樋口さんが徹底したのは、本当に平凡なこと。

本書には大和ハウス工業福岡支店長時代のエピソードが
紹介されています。

  「ベルが鳴ると1度で取り、 “はい大和ハウス工業福岡支店
  でございます” と元気よく答え、すぐ担当者につなぐ。
  不在なら代理の者が必ず用件を聞き、 “私でよろしければ
  用件を承ります” と言う。これだけで “気持ちがいい”
   “元気が出る” と社外の評判がぐっと上がった。
  私はこれを “凡事徹底” と呼ぶ。
  こうした普段の積み重ねが信用につながる。」

書かれていることは、本当に平凡なこと。

凡事徹底とは、これを極める深さが違うのでしょう。

ですから、本書に登場するエピソードは、
誰にも思いつかないよな策を巡したものではありません。

しかし、誰もが考えていることを、
そこまでやるかという程度に徹底して行なっています。

樋口さんは、「凡事徹底」、「現場主義」、「即断即決」を
3本の柱にして、人間力中心のの経営を行なっています。

2055年に創業100周年に、大和ハウス工業が
目指すのは、企業グループで売上高10兆円。

大手ゼネコンでも、1兆円台がやっとという状況を考えると、
これは途方もない目標ですが、樋口さんの話を聞いていると、
本当にそれが実現しそうに思えてくるのが不思議です。

日経新聞の「私の履歴書」シリーズを読む時に、
私がいつも注目している点は、
その人が今の私の年齢以降に、何を成し得たかです。

私は現在40代半ばです。

樋口さんがその年齢の時までに成し得たことと、
私がやってきたことを比べても、もう過去のことなので、
どうしよもありません。

大切なのは、樋口さんが私の年齢以降の30年間で、
何を行ったかを読み取って、ベンチマークすることです。

そすることで、まだまだいろんな事ができると、
自分の可能性を見出すことができるのです。

この本から何を活かすか?

  「風呂にはいる時は必ず鏡を見る。70代になり、胸のあたりの
  筋肉が少し下がったように見えた。
   “これは戦士の体ではない、闘争心が欠けた時は第一線を退く時”
  と思い、筋トレに本腰を入れた。」

やはり何をするにも身体が資本。

75歳にして毎日、筋トレに励む姿には頭が下がりますね。

筋トレのモチベーションとして、鏡で自分の肉体を
チェックすることは必要なのかもしれません。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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