2008.02.23 Sat
無法バブルマネー終わりの始まり

無法バブルマネー終わりの始まり──「金融大転換」時代を生き抜く実践経済学
(2008/01/16)
松藤 民輔 商品詳細を見る
満足度★★★
松藤民輔さんの、「終わりの始まり」シリーズ第3弾です。
前作の「世界バブル経済終わりの始まり(2007年6月出版)」が、
あまりも見事に、サブプライム・ショックを言い当てていたので、
松藤さんの言葉に、耳を傾けない訳にはいきません。
さて、本書での松藤さんの主張は、次のような流れです。
1.サブプライム問題は、これからが本番
2.中国のバブル崩壊も近い
3.資源に頼り過ぎのロシアの限界も近い
4.だから、これからは「金投資」がベスト
あくまでも、メインシナリオは、NYダウ暴落、金価格上昇です。
悪い言い方をすれば、
これから世界経済がもっと悲惨な状態になると煽って、
自分がビジネスをする「金」へ誘導しているとも、
言えなくもありませんが、松藤さん独自の鋭い視点が随所に見られ、
単なるポジショントークとして、聞き流すことはできません。
ここは自分の頭で考えながら、松藤さんの発言を一つ一つ精査して、
取るべきアクションを選択していく必要がありそうです。
本書でも、
・サブプライムでの損失計上額が極端に少ない
ゴールドマン・サックスこそが問題の本命
・アメリカ住宅バブルは日本の戦略
・北朝鮮が中国に変わって、世界の生産拠点になる
など私には、新鮮な視点を与えてくれました。
最近、サブプライム問題にも慣れ(?)、松藤さんブログ
「松藤民輔の部屋」をしばらく訪問していませんでしたが、
これを機にまた覗いてみようと思います。
この本から何を活かすか?
前作を読み終わった時(2007年8月上旬)、私は大証に上場が
予定されていた、金ETFに注目しました(2007年8月7日の記事参照)。
<大証:金ETFのチャート>
本書では、その大証の金ETFについても触れられ、
2008年春に上場が予定されている、東証版の金ETFも紹介されています。
東証版は大証版と異なり、現物との交換も可能なようです。
乗換えをする人も出てくるのではないでしょうか?
Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
| 投資やトレード、お金 | 07:32 | comments:2 | trackbacks:1 | TOP↑



すごい読書量ですね。北海道は大雪? こちらは梅八分咲きで〜す。ときどき遊びに来ますね〜。(^^)
| aran | 2008/02/25 17:03 | URL | ≫ EDIT