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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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本のチカラ

本のチカラ本のチカラ
(2013/03/12)
不明

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満足度★★★★
付箋数:23

日本経済新聞社、堀内さんから献本いただきました。
ありがとうございます。

  「あなたにとっての希望の本は何ですか?」

本書は、作家、書家、アイドル、経営者、DJなど
各分野で活躍する22人の著名人に、「希望を与えてくれた本」
についてインタビューした内容をまとめた本です。

2011年の東日本大震災後、ラジオ番組のプロデューサーの
立川亜美さんの声がけにより、「希望の本棚」プロジェクトが
スタートしました。

  「誰かの希望になった1冊は、ほかの誰かの力になる!」

本書では、この趣旨に賛同した22人の著名人が
ボランティアで参加し、自分が勇気をもらった本を挙げ、
その本でどのように人生が変わったかのエピソードを語ります。

このブログで過去に紹介したことがある作家さんでは、
和田裕美さん、川上徹也さん、木暮太一さん、小阪裕司さん、
池田千恵さん、岩崎夏海さん、嶋津良智さん、立花岳志さん、
小山龍介さん、山田真哉さん、美崎栄一郎さんなどが参加しています。

この中で、特に私の目を引いたのは山田真哉さん。

山田さんが希望の本として挙げたのは、『英単語ターゲット1900』。

旺文社から出版されている受験用英単語集で、
ずいぶん昔から出ている本ですから、
受験時代にお世話になった方も多いでしょう。

もちろん、この本を山田さん以外の方が読んでも、
希望が湧いてくるわけではありません。

他にもたくさんの良い本を読んでいるはずの山田さんが、
あえてこの本を希望の本として挙げるのは、
それにまつわる忘れられないストーリーがあるからです。

1995年1月17日の朝5時46分。

当時、高3の受験生だった山田さんは、
前日にセンター試験を終えたばかりで、
2次試験に向け、旺文社のラジオ講座で勉強をしていました。

その時、起こったのが阪神・淡路大震災。

神戸市灘区に住んでいた山田さん一家は、
家族4人全員無事でしたが、住宅の1階部分が潰れ
避難生活を余儀なくされたそうです。

その時に、父親に必要な物だけ持って家を出ろと言われ、
山田さんが唯一、本で持ちだしたのが『英単語ターゲット1900』
だったというわけです。

山田さんは、今でもこの本を見ると、
当時の様々な想いが蘇ってくるようです。

そして、今回の東日本大震災をきっかけとした
「希望の本棚プロジェクト」に山田さんが参加したのも、
偶然ではなく、何か大きな力に導かれたようにも感じます。

  「本は当然、中身も大切ですが、どういうシチュエーションで
  読んだのか、どういう時間を共にしたのかによって、
  思い入れが出るものです。内容としての本ではなく、
  “モノ” としての本を感じさせてくれるのが、
  私にとっては『英単語ターゲット1900』です。」

本書で紹介されている本は、プロジェクトに参加した方の
人生を変えましたが、その人生を変えたストーリーが、
今度はあなたの人生に大きな力を与えてくれます。

この本から何を活かすか?

  『アミ小さな宇宙人
  『赤毛のアン
  『モモ

意外かもしれませんが、本書ではこれらの児童文学を
「希望の本」に挙げている方もいました。

永く読み継がれる児童文学は、子どもだけでなく、
大人が読んでも、新たな気づきがあるのかもしれません。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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