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部下を育てる「承認力」を身につける本

部下を育てる「承認力」を身につける本 (DO BOOKS)部下を育てる「承認力」を身につける本 (DO BOOKS)
(2013/01/31)
吉田 幸弘

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満足度★★★
付箋数:20

著者の吉田幸弘さんに献本いただきました。
ありがとうございます。

米国の心理学者、アブラハム・マズローさんが
提唱したことで知られる「欲求階層説(欲求のピラミッド)」。

人はピラミッドの低次の欲求が満たされると、
一段上の欲求が高まり、その欲求を満たすための行動を
起こすという学説です。

ピラミッドの第一階層の「生理的欲求」は、食べたい、寝たい
などの生きていくための基本的・本能的な欲求。

次の第二階層は、安全・安心な暮らしがしたいなどの「安全欲求」。

これらを満たした後の第三階層は、「社会的欲求」で、
集団に属したり、他人と関わることを求めます。

更に上の第四階層では、他者から認められたいなどの
内的な心を充たしたいという「承認欲求」が現れます。

最後のピラミッドの頂点は、自分の能力を引き出し
創造的活動がしたいなど「自己実現欲求」の欲求が生まれます。

本書は、この中の第四階層「承認欲求」に焦点を当て、
部下を承認することでモチベーションを上げ、
活気ある組織づくりをするための本です。

人は誰でも他人から承認されたい。

ほめる、叱ることも大事ですが、コミュニケーションの第一歩は
相手を承認することから始まります。

それはわかっていても、いざ職場で部下を承認しようとすると、
いったいどんな言葉をかけたらいいのか戸惑うものです。

ほめることがない部下、ミスを繰り返す部下、
成績優秀で気が強い部下、言われたことしかしない部下、
理屈ばかりで行動に移せない部下、年上の部下・・・・

職場には困った部下が溢れています。

彼らの欠点や直して欲しいところなどのマイナス面は、
すぐに指摘(承認)できます。

しかし、モチベーションを向上させるために必要なのは、
マイナスではなく、プラスの承認。

本書では、部下を承認するほめ方、叱り方、言葉の使い方、
しぐさなどをわかりやすく解説します。

  第1章 承認体質をつくるための心構え
  第2章 承認体質が浸透する環境づくり
  第3章 言葉で承認しよう
  第4章 言葉以外でも承認しよう
  第5章 チーム運営
  第6章 困った部下はこう承認しよう

  「自己開示して自分の失敗をさらけ出す上司に対して、
  部下は “私を認めてくれているから話してくれたのだろう”
  と、プラスの承認を感じることでしょう。」

この言葉通り、吉田さんは本書の中で、
自分の失敗談を数多く紹介しています。

上司と部下との関係ではありませんが、
読者にも吉田さんが自己開示していることが伝わります。

また、吉田さんの体験談が、「承認力」を身につける
ビフォー&アフターの具体例にもなっています。

本書は、部下が思うように動かないと感じたり、
部下との間に壁を感じる場合に参考になる本です。

この本から何を活かすか?

ネガティブな言葉をポジティブに置き換えるマジックワード。

短所は、見方を変えれば長所にもなるとは、よく言います。

では、実際のコミュニケーションでは、どのように
ネガティブな言葉をポジティブに置き換えたらよいのでしょうか?

  「裏を返せば・・・・」

このひと言で、欠点をほめ言葉に変えることができると
吉田さんは解説します。

パッと思い浮かばなくても、「裏を返せば・・・・」と言って、
本人に考えさせることもアリだと思います。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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| コミュニケーション | 06:21 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

著者の吉田幸弘です。
とてもわかりやすくご紹介いただき、ありがとうございます。

| 吉田幸弘 | 2013/02/06 10:59 | URL |















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