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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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年収150万円で僕らは自由に生きていく

年収150万円で僕らは自由に生きていく (星海社新書)年収150万円で僕らは自由に生きていく (星海社新書)
(2012/11/22)
イケダ ハヤト

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満足度★★★
付箋数:18

  「僕は池田勇人元首相と同姓同名なんです。そのままの名前だと、
  検索エンジンで絶対に勝てないので、あえてカタカナにしています。
  池田勇人といえば、 “所得倍増計画” ですが、
  奇しくも同姓同名の僕は “所得半分でも楽しく生きられるよ”
  と説いているわけです。」

本書の著者、イケダハヤトさんは「プロブロガー」。

社会人3年目にして、勤めていた会社を辞め、
フリーランスとして生きる道を選択肢ました。

現在のイケダさんのブログの月刊読者数は約30万人。

毎日、5時間程度かけてブログを更新し、
アフィリエイトなどで、月20万円を稼いでいるそうです。

本書の主張は、ひと一人年収150万円あれば生きていけるので、
お金を稼ぐことに時間を使うのではなく、
貧乏でも時間に自由のある生活を目指せというものです。

  第1章 お金が、ない!
     僕らにとってお金がないのが「前提」だ。
     ただし「貧乏=不幸」ではない。

  第2章 金より、つながり!
     お金がないと何もできないのは逆に貧しい。
     「つながり」を築いて楽しく生きよ。

  第3章 さあ、柵の外へ!
     「飼い殺しの羊」になってはいけない。
     会社の外へ発信して社会とつながれ。

  第4章 仕事は、問題解決だ!
     「お金のために働く」のは時代遅れだ。
     なぜ僕らは働くのかを問い直せ。

  第5章 遊ぶように、社会と関われ!
     「脱お金」で日本は沈まない。
     税金を介さず、素手で「公共」を取り戻せ。

  第6章 所有は、ダサい!
     「買う」ことを疑い「シェア」しながら、
     150万円時代を明るく生き抜け。

本書には、年収150万円で生きるノウハウが、
紹介されているわけではありません。

また、150万円というのも一人あたりの年収なので、
家族が多ければ、もっと多くの年収を必要とします。

ですから、実際に年収150万円程度の人が、
本書を読んで参考にできることはありません。

あくまで、その気になれば、年収500万でも1000万円でも、
稼ぐ能力のある人が、そこまであくせく働かず、
時間に余裕のある生活をしましょうという主張です。

人によって目指す生活スタイルは異なりますから、
年収150万円という基準が、
すべての人には当てはまらないと思います。

ただし、イケダさんが言うように、
「自分の生活にかかる最低限のコストを計算しておく」
ことは重要です。

その最低生活コストを知っておくことが、
精神的な余裕につながりますから。

この本から何を活かすか?

個人的には、本当に「脱お金」を目指すなら、
稼げる時にはしっかり稼ぎ、会社勤めの人なら、
そのお金を持って早期退職を狙った方がいいと思います。

ここで大切なのは、ある程度の資金が溜まったら、
その「ストック」を切り崩して生活するのではなく、
その資金から「フロー」を生む仕組みを作ることです。

早期退職して、ストックを切り崩して何十年も生きていくには、
億単位の資金が必要ですが、
生まれたフローで生活するようにすると、
数千万円の資金でそれが実現できます。

もちろん、生活していくだけのフローを生むには、
預金金利だけでは不可能。

昔なら、それなりの資産運用能力も必要でした。

しかし、現在なら各証券会社等から
無料のシステム運用プログラムが提供されるので、
それほど高いハードルではありません。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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| 人生論・生き方・人物・哲学 | 06:53 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

主張には賛成だけど・・・

 貧乏でも自由に使える時間を大切にしよう!という主張は賛成です。
 しかし、年収500万でも1000万でも稼げる人があえて150万でも自由な時間を優先するというと、何か金持ちの戯言の様に聞こえてしまうことが残念でした。
 本当に150万で生活した著者の体験談があったらよいのなと思いました。

| タケゾウ | 2013/01/14 20:42 | URL |















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