活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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社員と顧客を大切にする会社

社員と顧客を大切にする会社: 「7つの法則」を実践する優良企業48 (PHPビジネス新書 249)社員と顧客を大切にする会社: 「7つの法則」を実践する優良企業48 (PHPビジネス新書 249)
(2012/11/16)
坂本光司

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満足度★★★
付箋数:20

あなたは、現在、日本全国にどれくらいの
障がい者の方がいるか知っていますか?

本書の説明によると、身体障がいの方が約370万人、
知的障がいの方が約55万人、精神障がいの方が約325万人。

公式に障がい者と認められているのは、
合計すると約750万人、日本の人口のおよそ6%。

これ以外は、障がい者手帳が発行されないので、
正確な数値はわからないそうですが、うつ病の方が100万人以上、
発達障がいの子どもが50万人程度いるそうです。

これらを合わせると、日本の全人口の約7%の方が、
何らかの障がいをもって暮らしているそうです。

私が思ったよりも、かなり多い割合でした。

障がい者になりたいと思って生まれてきた人は、
この世に一人もいないので、障がい者の方々の幸せを
サポートするのは健常者の使命であると本書の著者、
坂本光司さんは言っています。

しかし、障がい者の方の就職となると、
健常者とは比べものにならないくらい難しい。

その中でも特に、就職が難しいとされるのが、
精神症がいの方です。

雇う側からすると、精神症がいの方は、奇声を発するとか、
一時的に情緒不安定になる方もいるので、
雇用を敬遠しているの企業も多いようです。

そんな中で、鹿児島県鹿児島市にある「ラグーナ出版社」は、
従業員40人中、32人が精神障がい者という会社です。

日本でいちばん大切にしたい会社」などの本で
有名になった坂本さんのもとに、1通の手紙が届きました。

  「いつの日か、私が働いている会社を訪問してください。
  そして、私たちの社長さんたちをほめてあげてください。
  先生、どうかお願いします。
  私たちがいくら感謝しても感謝しきれない。
  だから坂本先生に来ていただいて、社長さんたちに
  がんばっていますねと言ってください。
  きっと、涙して喜ぶとおもいますから・・・」

坂本さんは、この手紙をもらい、実際にラグーナ出版を訪問。

その後、ラグーナ出版を人を幸せにする会社として、
講演会で話したり、本で紹介するなどして、応援しています。

その結果、多くの人が反応し、会社見学に行ったり、
この出版社から本を出そうと応援の輪が広がっているようです。

本書は、このラグーナ出版のような、
「業績軸」ではなく「幸せ軸」で坂本さんが選んだ
48社が紹介されています。

正直に言って、坂本さんの過去の著書と大きな違いは
ありませんし、既に何度か紹介されている企業も登場します。

しかし、1度聞いた話でも、人を幸せにする会社のエピソードは、
読む人さえも幸せにします。

ただし、私が一つ気になったのは、坂本さんの数値の使い方。

冒頭の障がい者の割合について、
約7%を坂本さんは「1割、10人に1人」と表現しています。

これは、ちょっと盛りすぎという感じがします。

この本から何を活かすか?

私の出身地は北海道の帯広市です。

日本でいちばん大切にしたい会社」には、
帯広市の企業、お菓子の「柳月」が紹介されていたので、
里帰りの際に、同社の店舗兼工場(スィートピアガーデン)に
行ってみました。

本書では、人を幸せにする企業として、同じ帯広市の
焼肉店「平和園」が紹介されていました。

これで次の里帰りの際に、行く店が決まりました。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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