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採用基準

採用基準採用基準
(2012/11/09)
伊賀 泰代

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満足度★★★★
付箋数:23

  「この本のタイトルは『採用基準』です。多くの人が、
  マッキンゼーの採用基準を地頭や論理的思考力であると
  考えています。しかしそこで求められているのは
  “将来リーダーとなるポテンシャルをもった人” です。」

本書の著者は、戦略系コンサルティングファーム
「マッキンゼー」で12年間、コンサルタントの採用を
担当した伊賀泰代さんです。

本書はマッキンゼーの人事制度や採用実態を語ることを
目的とした本ではありません。

伊賀さんは、世間で言われるところの、採用に関する
誤解を解いた上で、マッキンゼーが真に求める人材、
ひいては今の日本社会が必要としている人材について語ります。

とにかく優秀な人、地頭がいい人、分析が得意な人、
論理的思考力がある人、高学歴の人、英語ができる人・・・

マッキンゼーに採用される人は、こういった資質を備えた人
というイメージがあります。

しかし、これらの資質も、もちろん必要ではあるものの、
伊賀さんがマッキンゼーで最も重視していた採用基準は
別にあります。

それが、「リーダーシップ」のある人。

リーダーシップがあるか否かは、
ごく普通の日常生活の中でも現れます。

  「たとえば、マンションの管理組合の会合にお菓子の持ち寄りが
  あったとしましょう。会合が終わり、帰り際になっても
  テーブルの上にはお菓子や果物が残っています。
  貸し会議室なので残していくわけにもいきません。
  お菓子の数は全員分には足りないので、
  ひとつずつ分けるのも不可能です。
  みんながそれをすごく欲しがっているわけでもありません。」

あなたは、この会合の主催者でもなければ、
管理組合長でもありません。

あなたなら、こんな時、どうしますか?

テーブルの上に残ったお菓子が気になっていても、
自分から声を上げることではないと考える人も多いでしょう。

伊賀さんがリーダーシップがあると認める人は、
組合長にわざわざお伺いを立てず、
自分で判断して、こんな風に声を上げます。

  「このお菓子、持って帰りたい人はいますか。
  お子さんがいらっしゃる方、どうぞお持ち帰りください。」

これが、マッキンゼーでも日本の社会でも、
あらゆる場面で求められるリーダーシップの一例。

リーダーシップを発揮すると、問題解決ができ、
自分も成長し、世界観が広がっていきます。

リーダーシップは肩書ではなく、
マッキンゼーでは、すべての社員に求められます。

それがマッキンゼーの凄さの秘密なのでしょう。

ちなみに、リーダーがなすべきことは、
意外なほどシンプルな、次の4つのタスクに収束します。

  その1. 目標を掲げる
  その2. 先頭を走る
  その3. 決める
  その4. 伝える

この本から何を活かすか?

リーダーとして、やるべきタスクはわかりました。

では、どのように訓練したら、
リーダーシップを身につけることができるのでしょうか?

  「できるようになる前にやる」

リーダーシップの訓練法は、できるようになるまでは、
先輩がやるのを見て学ぶというスタイルではありません。

リーダーシップは今すぐ発揮して、できない部分については、
次回からどう改善するかを学ぶというやり方がベストのようです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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