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会社で不幸になる人、ならない人

会社で不幸になる人、ならない人 (日経プレミアシリーズ)会社で不幸になる人、ならない人 (日経プレミアシリーズ)
(2012/10/10)
本田 直之

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満足度★★★
付箋数:16

  「本書では、私が20年以上、会社員、経営者として
  過ごしてきた経験から見えてきた “こんなことをしてはいけない”
  という “会社員として不幸になる” 法則とその対処法をご紹介します。」

本書は本田直之さんの考える、ビジネスパーソンとして、
やってはいけない「べからず集」です。

多くの人が、本書で挙げる36個の「勘違い」をしているために、
不幸な会社員人生を送っていると、本田さんは指摘しています。

では、36個の「勘違い」リストの中から、いくつか紹介しましょう。

  1. 「社員視点」で物事を見る

昔は、現在のポジションの2つ上の視点を持って、
仕事をしなさいと言われました。

しかし、2つ上でも、3つ上でも、「社員視点」のままでは、
会社から雇われていることに違いはありません。

本田さんは、会社に依存しないためにも、
「経営者視点」を持ち、会社と対等の関係を築くことを勧めています。

  8. ルーティンワークを着実にこなす

  「会社員として一番気をつけなければならないのは、
  じつは自分の仕事がパターン化、ルーティン化されたときです。」

ルーティン化された仕事は、やる分には楽ですが、
それは自分以外の人に代替可能であることを意味します。

現状の仕事がルーティン化されていると感じたら、
それを危険信号だと見なした方が、いいということなのでしょう。

  12. 弱点は克服する

本田さんは自分の弱みは「細かい作業」だとして、
会社員時代に印刷物で失敗したエピソードを紹介しています。

いくらクリエイティブな仕事が得意だといっても、
会社員である以上、「ミスのない仕事」が求められます。

しかし、細かい作業の苦手な本田さんは、
いくら慎重にチェックしても、同じようなミスがあったそうです。

そこで、本田さんが行ったのは、弱点を強化するのではなく、
弱点を克服する努力をやめることでした。

その代わりにやったことが、自分がミスしても、
最終的に間違いが起こらないような「仕組み作り」です。

そうすることで、属人的なチェック能力に頼る体制からも、
脱却できたそうです。

本書で紹介される「勘違い」は、ここで挙げた3例ような
会社の環境や規模にかかわらず、すぐに直した方がいいものが
ほとんどですが、中には現実的に難しいそうなものもあります。

  21. 名刺がなければ仕事にならない
  31. ビジネスマンはスーツが常識

会社の中で自分だけ名刺を持たず、
スーツを着ないというのは、かなり無理があります。

ただし、本田さんが言っているのは、
すぐに名刺を捨てて、Tシャツと短パンで仕事をしなさい
ということではありません。

あくまで、これらのアイテムがなければ仕事にならないという
固定観念を捨て、もっと柔軟に発想すべきということです。

本田さんだって、サラリーマン時代は、
Tシャツで仕事をしていなかったはずですから。

必要なのは、仮に名刺を持たず、スーツを着ていなくても、
その見た目の評価を覆すだけの、
能力を身につけることなのだと思います。

この本から何を活かすか?

本書の勘違いの中で、私が本田さんらしくないと思ったのは、
31番目の「エクセルは秘書にやってもらえばいい」です。

意外と感じたのは、次の2点を前提に、
本田さんが話をしていることです。

1つ目は、エクセルを使えない会社員が現存すること。

もう1つは、本田さん自身がスプレッドシートは、
エクセル以外はあり得ないと考えていること。

ひょっとすると、この項目で本当に言いたかったことは、
「エクセル」ではなく、「秘書」の方なのかもしれません。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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| 仕事論 | 06:56 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

いつも本の紹介ありがとうございます。
数字をいろんな角度から見られるよう、
エクセルを「使いこなせない」会社員は
現存すると思います^^
私は本書のこれ、いい指摘だと思いました。

| | 2012/12/01 07:31 | URL |















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