活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

PREV | PAGE-SELECT | NEXT


≫ EDIT

このムダな努力をやめなさい

このムダな努力をやめなさい: 「偽善者」になるな、「偽悪者」になれこのムダな努力をやめなさい: 「偽善者」になるな、「偽悪者」になれ
(2012/10/09)
成毛 眞

商品詳細を見る

満足度★★★
付箋数:21

  「もうそろそろ、真実をいってもいい時期ではないか。
  努力をしても必ず報われるわけではない。
  ムダな努力はこの世にあふれている。
  今の日本では、努力しても報われないことがあるのだ、と。」

本書では、日本マイクロソフト元社長・成毛眞さんが、
「人生を消耗しない生き方」を説きます。

一見、努力することすべてを否定しているようにも取れますが、
よく読むと成毛さんが、やめなさいと言っているのは、
「やってもムダな努力」についてです。

成毛さんが嫌っているのは、どんな努力でもムダにはならないと、
努力という言葉を聞くだけで、美徳のように扱うことです。

私たち日本人は、子どもの頃からことあるごとに
努力の素晴らしさを刷り込まれてきました。

勉強でもスポーツでも、努力はムダにならないと。

しかし、これは努力礼賛主義に陥っているのかもしれません。

人に与えられた時間は有限ですから、
実際のところ、何でもかんでも努力しているヒマはありません。

ならば、努力する対象を峻別し、
効率良く努力すべきというのが、成毛さんの主張です。

  「一流の人間とそうでない人間の違いは、
  何を努力すればいいのかがわかっているか否か、という点につきる。
  やみくもに努力するのは二流の人間だ。
  一流の人間は、最短で目的を達する方法を理解し、
  そのための努力は惜しまない。」

では一体、私たちにとってどんな努力がムダで、
どんな努力をすべきなのでしょうか?

成毛さんが、ムダな努力と考える1つは「英語」の勉強です。

過去に「日本人の9割に英語はいらない」という本を
書いているぐらいですから。

同様に資格を取ったり、セミナーに通うことも、
成毛さんにとってはムダな努力です。

ここも成毛さんがよく誤解を招く点ですが、これらの勉強は、
すべての人にムダと言っているわけではありません。

本当に英語や資格を使う機会がない人が、周りの雰囲気や
スクールなどのキャッチコピーに踊らされないように、
ちょっと過激な言い方をしているのです。

  「あと20年もすれば、既得権益をがっちり握っている
  ジジババがこの世を去り、もっとマシな世の中になる。
  死ぬ直前まで利権を離さないだろうから、世の中は相当混迷を
  きわめるだろうが、誰でも寿命には勝てない。
  来るべき時のために、今はムダにエネルギーを使わず、
  温存しておくべきだ。」

この発言なんかも、かなり過激ですね。

そして、成毛さんがやるべき努力として推奨しているのは、
「興味があること・好きなこと」です。

  「好きなことを深く探求する。そのほうが楽しいに決まっている。
  それこそ今、やるべきことなのである。
  やがてそれが自分の武器となるかもしれない。
  自分の身を助けることにもつながることもあるだろう。」

この本から何を活かすか?

「偽善者」になるな、「偽悪者」になれ

  「世の中には、100人の知り合い全員に嫌われたくない
  と思う人もいれば、99人から嫌われてもたった1人から
  徹底的に愛されればいい、と思う人もいる。
  前者は “偽善者” であり、後者は “偽悪者” だ。」

偽悪者の代表は、成毛さんや堀江貴文さん。

確かに、偽悪者の方が魅力的で面白い。

日本にも、もっと偽悪者が増えて欲しいですね。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

関連記事

このエントリーをはてなブックマークに追加

| 仕事論 | 09:31 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://ikadoku.blog76.fc2.com/tb.php/1645-0393e39d

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT