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スゴ訳 あたらしいカタカナ語辞典

そうだったのか!  スゴ訳 あたらしいカタカナ語辞典そうだったのか! スゴ訳 あたらしいカタカナ語辞典
(2012/09/13)
高橋 健太郎

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満足度★★★
付箋数:20

高橋書店さんより献本いただきました。ありがとうございます。

本書は、私のよく行く本屋さんでは、
入口近くに平積みされていて、ちょうど気になっていました。

  「世の中には、2種類の人間がいます。
  “我々には、コンシューマーにソリューションを
  提供するためのスキームが必要だ!” のような言い回しに
  抵抗のない人。そして、こういう言い回しを見聞きするたび
  イラッとしてしょうがない人です。この本は主に後者の
  気持ちをスカッとさせるために生まれました。」

本書は最近良く使われるカタカナ語を解説。
見出し語で約200語、関連語も含めると約300語が掲載されています。

  PART1. 「知らないではすまない」カタカナ語
  PART2. ビジネスで、イヤでも出てくるカタカナ語
  PART3. ネットでよく見かけるカタカナ語
  PART4. 知的な香りがするカタカナ語
  PART5. 当たり前すぎて、意味をいえないカタカナ語

普通にカタカナ語の意味を説明しているだけなら、
面白くもなんともありませんが、
本書の解説は、行き過ぎな使い方にツッコミを入れ、
笑いながら、思わず納得できる内容になっています。

SMOさんのイラストもイイ感じで効いていますね。

例えば、本書の一番最初に解説されている用語「ガジェット」。

  スゴ訳 : 「イマドキな人が電車内で手にしている
         カッコイイ電子機器」

  解説 : 「ちなみにガジェットのもう1つの特徴は、
        同等の性能のものなら年々軽く薄くなっていくということ。
        つまり、新しいガジェットを真っ先に買う新しもの好きは、
        その機能が備わった、史上最も重くブ厚いものを
        持つはめになるのです。」

カタカナ語をネットで調べてみても語源からの意味説明で、
シックリこないことがよくありますが、本書の「スゴ訳」は、
実際に使われているシーンにぴったりと合った超訳となっています。

また、「なんだかカッコイイカタカナ語」、
「とてもウザイカタカナ語」、「和製英語なカタカナ語」、
「ネットでしか見かけないカタカナ語」など
番外編の講座やコラムも充実。

ですから、本書は手元に置いて必要なときに使う
カタカナ語辞典と言うより、面白く読み通せるカタカナ語「読本」
という感じの本だと思います。

そもそも、カタカナ語を使うことに違和感がある人もいる
と思いますが、そのカタカナ語の意味がわかってそう思うのと、
わからずにそう思うのでは大きな違いがあります。

この点について、著者の高橋健太郎さんは次のように言っています。

  「“横文字ばかり使うヤツはバカ” などど、意固地になっていたら、
  それこそ横文字でお茶を濁そうとするヤツらの思うツボ。
  そんなの悔しいじゃありませんか! それに横文字のストレスの
  大半は、 “意味がわからない” ことに起因しています。
  知っておいたほうが、精神衛生上もよいのです。」

高橋さんも、「あとがき」で書いていますが、
本書で注意しなければならないのは、
カタカナ語の意味を知っても、それを濫用しないこと。

あなた自身が、「横文字ばかり使う嫌なヤツ」に、
ならないよう気をつけなくてはいけません。

この本から何を活かすか?

もう1つ、私が本書で気に入った
「アジェンダ」の解説を紹介します。

  「ではなぜ、わざわざ “アジェンダ” なんて言葉を
  使うのでしょうか。
  “ビジネスを効率的に進めるには不可欠な言葉だ!” 
  というよりは、次の2点に集約されそうです。
  つまり、

  1 外国企業も使っているから
  2 なんだか響きがカッコイイから

  両方とも意外に大切なので、いいのではないでしょうか。」

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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