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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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書店員が教えてくれた人生で最も大切なこと

書店員が教えてくれた人生で最も大切なこと書店員が教えてくれた人生で最も大切なこと
(2012/07/06)
ロビン・シャーマ

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満足度★★★
付箋数:21

リーダーシップを必要とするのは誰なのか?

もちろん、実際にリーダーと呼ばれる立場の人、
組織やグループの長、会社の経営者に
リーダーシップが必要なことは言うまでもありません。

では、肩書がリーダーではない人に、
リーダーシップは必要ないのでしょうか?

そんなことはありません。

  「リーダーシップはCEOや軍のトップ、国を治める人たち
  だけのものじゃない。リーダーシップはみんなのもの。」

こう教えるのは、リーダーシップ・アドバイザーとして
有名企業で数多くの指導実績を持つロビン・シャーマさん。

本書でシャーマさんは、今までのリーダーシップ教育の集大成として、
「LWT哲学」を物語形式で伝えます。

では、「LWT哲学」とは、一体、何なのか?

LWTは「Lead Without a Title」の略。

日本語にすると、「肩書きなしでリードする」という意味です。

本書の主人公は、両親を失ったことで抜け殻のようになり、
イラク戦争で自身も心に傷を負ってしまった
書店で働く男性、ブレイク・デービス。

ある日、彼が、ビジネス書コーナーの高い本棚の後ろに隠れて、
仕事をサボっていると、不思議な老人から声をかけられます。

  「やあ、ブレイク。楽にしていいんだよ。
  わたしはトミー・フリン。アッパーイーストサイドの店から
  こちらに異動になったばかりなんだ。」

このように自己紹介する老人は、ブレイクの目に
ひどく異様に映ります。

身なりはまるでホームレスのようで、靴だけはピカピカ。

そして、首にはモダンな書体で「LWT」と書かれた
シルバーのネックレスが光ります。

トミーは、仕事と人生におけるリーダーシップを
教えに来たと伝えますが、当然、ブレイクは怪しがります。

  「競争力を持つためには、全社員のリーダーシップを伸ばすことだ。
  社員の地位に関係なく、どの社員も担当するすべての仕事を
  自分でリードできるようにするんだ。」

最初は、見た目で疑っていたブレイクですが、
トミーの話に徐々に引き込まれていきます。

そして、トミー自身がLWT哲学を教わったという
4人の師匠にブレイクを引き合わせるという形で、
本書はLWTの4つの教義を伝えます。

1人目の師匠は、ホテルの接客係の女性、アンナ。
2人目の師匠は、元スキーヤーのタイ。
3人目の師匠は、元CEOで今は庭師をするジャクソン。
4人目の師匠は、マッサージセラピストのジェット。

これら個性溢れるリーダーシップの師匠たちに、
ブレイクは「肩書を必要としないリーダーシップ」を学び、
徐々に成長するというストーリーです。

監訳が和田裕美さんだからか、元々ロビン・シャーマさんの
語り口がそうなのかはわかりませんが、
読むと優しい気持ちになれる不思議なリーダーシップ本です。

組織に必要なリーダーシップ理論やシステムを学ぶというより、
内なるリーダーシップ魂を目覚めさせることを目的とした
自己啓発色が強い本です。

この点が、好みが分かれるところだと思いますが、
だからこそ仕事だけでなく人生にも生かせる本なのでしょう。

この本から何を活かすか?

  「意味のある行為を1日5つする」

本書の「肩書のないリーダーシップ」を身につけつための
エクササイズとして、小さいけれど意味のある5つのこと、
「デイリー・ファイブ」を実践することが勧めています。

私も今日やる5つの意味のあること、
「デイリー・ファイブ」を、まずリストにしてみようと思います。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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