活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

PREV | PAGE-SELECT | NEXT


≫ EDIT

読書の技法

読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門
(2012/07/27)
佐藤 優

商品詳細を見る

満足度★★★★★
付箋数:28

    「正しい方法論を確立するために重要になるのは、
    時間という制約要因について、常に頭にいれておくことだ。」

このように語るのは、知の巨人、佐藤優さん。

本書では、初めて佐藤さんの読書術が公開されています。

    「筆者の読書術について、全力で投球して書いたのが本書である。
    読書の技法というタイトルになっているが、
    物の見方・考え方、表現の仕方まで視野に入れているので、
    知の技法の入門書と考えていただきたい。」

では、読書術という方法論に、時間という制約要因を加えると、
一体、どうなるのでしょうか?

平均月300冊以上、多い月には500冊以上本を読むという
佐藤さんですが、実は「熟読」は月に4〜5冊しかできないそうです。

残りはどうしているのかというと、
1冊5分程度で処理する「超速読」が240〜250冊と、
30分〜3時間かける「普通の速読」が50〜60冊という内訳です。

ですから佐藤さんにとって「速読」は、読まなくていい本、
熟読に値しない本を排除するための読書方法なのです。

そして「熟読」するにしても、「速読」するにしても、
佐藤さんが、本書で強調するのは、最低限の知識レベルを
身につけておくこと。

その最低限の知識レベルとは、高校教科書レベルの基礎知識です。

しかし、多くのビジネスパーソンには、高校レベルの知識に
欠損部分があり、その欠損を埋めずに、いくら専門書を読んでも、
知識としては身につかないと佐藤さんは説明しています。

確かに、高校数学がわからないまま、経済学や統計学の本を
読もうと思っても、せいぜい読めるのは、数式の全く出てこない
入門書だけですから、それ以上の知識を身につけることはできません。

本書で佐藤さんは、基本書は必ず奇数冊読む、本に囲みを作る、
まず本の真ん中あたりのページを読む、ノートは1冊にするなどの、
細かなテクニックも数多く披露していますが、
それらは本筋ではありません。

知識を着実に身につけ、人生を豊かにするために、
最初にやるべきことは、高校レベルの基礎知識を
身につけことであると、佐藤さんは本書で強く主張しています。

そのため本書では、高校の教科書と参考書の使いこなし方として、
世界史、日本史、政治、経済、国語、数学の6教科のついて、
約100ページもの紙面を割いて細かく説明しています。

その中で、特に私の目を引いたのは、国語についての説明。

曰く、国語(現代文)は数学に最も近い、論理的な思考力を
問う教科であると。

ここでは、現国受験のカリスマ講師、出口汪さんの
参考書のから引用して説明がありました。

テクニックは、後からいくらでも身につけることができます。

私も本書を読んで、高校レベルの知識の欠損を埋める必要性を
強く感じました。

この本から何を活かすか?

    「具体的に、高校世界史教科書を使って、国際情勢を
    読み解くのに必要な知識を得る方法を説明したい。
    高校世界史B教科書をぜひ入手して、読んでほしい。
    外交・国際政治の第一線で通用する基礎知識がつくことを保証する。」

世界史は、私の知識の欠損部分です。

佐藤さんの薦める、山川出版の教科書を手に入れて読んでみます。

あと、細かなテクニックになりますが、
本書からは、「洋書を読む時は定規を当てて読む」
という方法を試してみようと思います。

定規を当てることで、同じ行を何度も読み直すというロスが
なくなり、かなり速く読めるようになるそうです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
関連記事

このエントリーをはてなブックマークに追加

| 読書法・速読術 | 08:40 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://ikadoku.blog76.fc2.com/tb.php/1588-888e25fc

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT