活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

PREV | PAGE-SELECT | NEXT


≫ EDIT

常識からはみ出す生き方

常識からはみ出す生き方 ノマドワーカーが贈る「仕事と人生のルール」常識からはみ出す生き方 ノマドワーカーが贈る「仕事と人生のルール」
(2012/07/11)
クリス・ギレボー

商品詳細を見る

満足度★★★
付箋数:23

  「自分が本当に望むものを手に入れながら、
  同時に独自の方法でほかの誰かを助ける。

  それがひとつに収束した状態を、僕は “世界征服” と呼んでいる。

  自らは冒険に満ちた生き方をしながら、
  一方で自分以外の人々に大きな変化をもたらす
  生きた証(レガシー)を残そうと真剣に取り組む。

  一所に身を落ち着ける必要も、ちっぽけなことを受け入れる必要もない。」

著者のクリス・ギレボーさんは有名ブロガーにしてノマドワーカー。

ただし、ノマドワーカーとっても、単にオフィスを持たずに、
どこかのカフェで仕事をするのではなく、
本当に世界各国を訪れながら仕事をする本格派。

ギレボーさんは、35歳の誕生日までに「国連加盟国」(193ヶ国)
すべてを訪れる目標を立て、精力的に活動をしています。

しかし、本書でギレボーさんは、ノマドワーカーになることも、
世界を旅して回ることも、読者に勧めるわけではありません。

それは、ギレボーさんにとっての「本当に望むもの」であって、
他の人にとって、本当に望むものとは限らないからです。

ギレボーさんの本書でのメッセージは、極めてシンプルです。

  「自分の人生を人の期待どおりに生きる必要なんてない」

本書は、自分の望む人生を送るためのヒントを与えてくれる本。
そのために、ギレボーさんは6つのルールを示します。

  ルール1. 何かを成し遂げる道はひとつとは限らない。

  ルール2. 「豊かさ」と「不足」の二者択一を迫られたら、
      「豊かさ」を選べ。

  ルール3. 理屈抜きで信じることにためらっているなら、
      思いっきり信じてみろ。

  ルール4. 頭の良さは必要条件ではない。必要なのは断固たる決意だ。

  ルール5. 無限の夢や目標はもってもいい。
      だが、無限の優先事項をもっているわけではない。

  ルール6. 小さなことをきちんとこなせたら、飛躍的な成長も夢ではない。

この中で、ちょっとわかりにくいのが「ルール2.」です。

「豊かさ」と「不足」のどちらかを選べと言われてたら、
普通は誰もが「豊かさ」を選ぶはず。

しかし、多くの人の初期設定モードは「不足」の状態であり、
自分の「不足」を解消するために、お金やモノを貯めこもうとします。

ギレボーさんは、不要なものを減らし、本質的なものだけを増やし、
本当の豊かさを追求することで、奪い合うのではなく、
分かち合えるようになれると説明します。

あと、本書で興味深かったのは「大学院に進むこと」と
「ウェブで自習すること」のどちらに価値があるかを
比較する章です。

あくまで目的は、人の期待どおりに生きるのではなく、
本当に望む人生を手に入れることですから、
大学院卒という肩書や、卒業証書は必要ありません。

実際には、ウェブだけではありませんが、ギレボーさんは、
「大学院に勝る1年間の自主学習」として、
学習内容・コスト・時間を本書で示しています。

大切なのは、その投資によって何が得られるかということ。

大学院に通わずとも、自分を向上させたいと思う人には、
参考になる自主学習プランです。

本書は、常識とらわれない自分らしい生き方をするための手本。

ギレボーさんと同じ道を歩まなくても、
自分にとって何が重要なのかを、見つめ直すことができます。

この本から何を活かすか?

本書では、「自分が望む人生」を実現するにあたり、
「財産ベースの経済的自立」と「収入ベースの経済的自立」の
バランスを考察しています。

  「財産(資金)を貯める代わりに、僕は、本業に縛られることなく、
  やりたいことが何でもできるような収入の道を築くことに重点を置いた。」

日本では、貯金がいくらあるか、資産がいくらあるかが、
注目されがちです。

しかし、私はギレボーさんの考えと同じように、
自分がやりたいことができるキャッシュフローを確保することに、
注力すべきだと考えます。

ストックではなく、フローを中心に考えれば、
自分の望む環境は、思ったより早く実現できると思います。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
関連記事

このエントリーをはてなブックマークに追加

| 人生論・生き方・人物・哲学 | 09:13 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://ikadoku.blog76.fc2.com/tb.php/1570-9f258392

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT