活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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会社の絞め殺し学

会社の絞め殺し学 ダメな組織を救う本 (祥伝社黄金文庫 ひ 9-1)
会社の絞め殺し学 ダメな組織を救う本
(2007/12/12)
弘中 勝 商品詳細を見る

満足度★★★★★

メールマガジン「ビジネス発想源」で有名な
弘中勝さんの最新刊(2008年1月時点)。

アイデアひらめく『ビジネス発想源』」はメルマガの
加筆修正本でしたが、今回は、待望の“書き下ろし”です。

本書は、会社の絞め殺し方を書いているのではなく、
無意識のうちに会社を絞め殺そうとしている様々な症候群を指摘し、
それを取り除くための、対処法(処方箋)が書かれた本です。

読者は、A4ノートとボールペン(鉛筆不可)を用意して、
その処方箋に示された、課題に取り組むことになります。

目次に書かれた症状を見るだけでも、かなり刺激的です。

いくつか紹介してみると、

 ・煽りのテクニックを使うような人間は、やがて会社をじわじわ絞め殺す
  →焦らすことに焦りすぎ「過剰性煽動症候群」

 ・とりあえずの対応でしのごうとする人間は、やがて会社をじわじわ絞め殺す
  →発したらそれで終わり「口約束空手形症候群」

 ・相手の時間を奪う意識がないような人間は、やがて会社をじわじわ絞め殺す
  →見えているのは自分だけ「無意識性強奪症候群」

などです。

しかし、この本を読んでいくと、こういった体裁よりも、
弘中さんの発する、強力なメッセージこそが
本書の魅力であることが分かります。

それは、小手先のマーケティングに走らず、
本物にこだわった商売をすること。

「地に足が着かずして、差別化など百年早い」とか、
「自信がないのに儲けようとする魂胆がそもそも間違っている」
など、辛口な発言の裏にも、一貫して本筋のビジネスを追求する
弘中さんの強い姿勢が感じられます。

また、弘中さんは、相手のためになると思われる本物の本しか、
メルマガで紹介しないようです、
残念ながら、私のブログでは、厳選した本物の本だけを
紹介しているわけではありません。

この点については、私のブログを読んでいただいた方に、
お詫びをしなければなりませんが、
本書は、自信を持って、私はみなさんにオススメします。

この本から何を活かすか?

本書をオススメした以上、私にも責任が発生します。

そこで、本書の活用方法の確認です。

会社を経営している方や、会社を良くしようと思っている方は、
弘中さんの指示に従って、そのまま本書の課題に取り組んでください。

そして、それ以外の方は、私のように、会社の課題を
個人に置き換えて、A4ノートに書き込んで活用してみてください。

もともと、本書は会社の状況を、人間の病気の症状にたとえていますので、
逆に、本書の処方箋を個人に活かすことも可能なはずです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.     

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