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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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「計算力」を鍛える

「計算力」を鍛える プロフェッショナルの「数字を自在に操る」技術 (PHPビジネス新書)「計算力」を鍛える プロフェッショナルの「数字を自在に操る」技術 (PHPビジネス新書)
(2012/06/19)
斎藤 広達

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満足度★★★
付箋数:20

  「この本で紹介するのは、経営コンサルタントや経営者が
  実際に使っている計算手法や数字の理解の仕方です。
  どれも実践的な技ばかりです。
  そして、計算力の有無は、文系・理系とは関係ありません。」

本書はタイトルの通り、ちょっとした計算のコツを伝え、
常に計算する習慣をつけて、計算力を鍛えるための本です。

私たちはよく計算が苦手だとか、計算が得意だとか表現しますが、
そもそも、「計算力」とは何のために必要なのでしょうか?

小学生ならいざ知らず、一般のビジネスパーソンにとって、
計算そのものが目的となることはありません。

計算をするのは、あくまで「数字」を出すため。

では、何のために「数字」を出す必要があるかと言うと、
それは「比較」するためです。

つまり比べることが計算の目的ですから、
計算力を鍛えるためには、
次の3つの要素が求められると私は考えます。

1. 比べられる「形」に変えること。

単位が違うものは、単位を揃える。
ビジネスでは、「1人当り」に変換して比べることが有効です。

そして、素早く全体像をつかむための変換は、
ザックリ計算することも必要です。

2. 比べる対象があること。

例えば、限界利益率が30%と計算できても、
それが高いのか低いのか、比べる対象の数字を抑えておかないと
意味がありません。

前月比など、「過去」と比較することは、よくありますね。

3. 比べた結果、その意味を解釈すること。

ビジネスで求められるのは、未来に向けたアクションですが、
計算し、比較した結果をどのように解釈するかで、
とるべきアクションも異なります。

計算結果から、意味を引き出し行動に結びつけるところが、
本当の仕事と言えます。

以上、計算に関する私の持論を書かせていただきましたが、
斉藤広達さんが本書で教える技術は、その考えに合ったものでした。

  第1章 「なんでも@変換」で、数字は一気に身近になる
  第2章 ざっくり暗算で、計算は驚くほど早くなる
  第3章 「次に起こること」を計算する
  第4章 本当は、とても使える偏差値の話
  第5章 鋭いデータ分析は「ズームイン・ズームアウト」から
  第6章 会・計算力はすごい武器
  第7章 計算力でウソを見破れ! 
  終章 計算機を片手に、熱き心で仕事をしよう

本書はどんな数字を取り上げ、どう計算したら良いのか、
その勘所がわかる本になっています。

この本から何を活かすか?

  「逆数を暗記しておく」

逆数とは、その数と掛け合わせて1になる数のこと。

小学校の時に、分母と分子をひっくり返すと習いましたが、
ビジネスで分数を使うことは稀なので、
「小数」で覚えておくこと便利のようです。

  1=1.1×0.9
  1=1.2×0.8
  1=1.3×0.8
  1=1.4×0.7
  1=1.5×0.7
  1=1.6×0.6
  1=1.7×0.6
  1=1.8×0.6
  1=1.9×0.5

例えば、次のような場合に使います。

140個の商品を製造するコストが3000円だった場合の
商品1個あたりのコストは?

3000÷140を普通に計算するのではなく、
逆数を使って計算してみます。

まず割る数の140を切りの良い100に丸めます。

これは140を1.4で割ったことになるので、
後から掛け算すると1になる逆数の0.7をかけて、
元にもどしてやらなければなりません。

次に3000÷100=30と計算します。

ここで出た30に1.4の逆数0.7を掛けてもとに戻すので、
30×0.7=21。

ざっくり計算する場合は、使えそうですね。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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