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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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そこそこいいプレゼンをするために

そこそこいいプレゼンをするために―普通の人に役立つアイデア集
そこそこいいプレゼンをするために―普通の人に役立つアイデア集
(2012/05)
T.J. ウォーカー 商品詳細を見る

満足度★★★★
付箋数:24

ヤバイ! 大事なプレゼンまで、あと数時間しかない。
でも準備は全くできていない。

突然、降って湧いたように、重要なプレゼンを任されました。

こんなとき、あなたは、何をどう準備しますか?

本書では、2時間でこの緊急事態を乗り切るための
スケジュールを、次のように示します。

  20分 : プレゼンのテーマについて、できるだけ多くの情報を集める
  10分 : 内容を5つのポイントに絞り込む
  15分 : 5つのポイントに対し、実例やケーススタディを洗い出す
  15分 : 5つのポイントを軸に箇条書きで概略を作成する
  20分 : 短い文章を作成し、数値やデータをまとめる
  20分 : 全体の予行演習をビデオで撮影する
  20分 : 概略を最終調整し、もう一度、ビデオで予行演習する
  最後に : 微笑み、万全の準備をしてきたかのように振る舞う

実際には、ここまで、うまく準備できるかどうか分かりません。

しかし、本当にプレゼンまで2時間しかなければ、
こうしたスケジュールに従えば、、パニックにならず、
さまざまな制約の中でも最善の準備ができるでしょう。

では、プレゼンまで「1日」しかなかったら?
プレゼンまで「5分」しかなかったら?

本書は、こういった場合でもガイドラインを示してくれます。

また、プレゼンで予定時間をオーバーしそうになったら?
聞き手が全然興味を示さなかったら?

更に、答えられないような質問を受けてしまったら?
一体、どのように対処したらよいのでしょうか。

そもそも、プレゼンの準備が万全にできていないわけですから、
こういった窮地に陥ることは十分に考えられます。

本書は、そのような危機をなんとかやり過ごすための
実践的なヒントを与えてくれます。

  「もしもあなたがビル・クリントン、ロナルド・レーガン、
  バラク・オバマ、あるいはウィンストン・チャーチルといった
  スピーチの名手と肩を並べたいとお考えなら、
  この本は役に立ちません。(中略)

  この本では深夜のテレビショッピング番組に出てくるような、
  スピーチのカリスマになるための練習はしません。
  時間も労力も必要とするこうした練習は時間の無駄です。

  その代わりに、最速、最短、最も簡単な方法で
  そこそこいいプレゼンをする方法をお教えします。」

誰もがスティーブ・ジョブズさんの
プレゼンを目指す必要はありませんから、
「そこそこいいプレゼン」で十分な人も多いでしょう。

本書では、スピーチの中に「えー」、「あのー」が多少入ったって、
それほど気にしません。

また、本書はプレゼンを、体系立てて、
はじめから丁寧に教える教科書でもありません。

しかし、本書のこうした「割り切り」が、168ページの薄い本
であるにも関わらず、プレゼンで苦しむ私たちに、
ピンポイントで有益なアドバイスを与えてくれます。

本書は、「そこそこいいプレゼン」をするための、
コストパフォーマンスに優れた「かなりいい本」だと思います。

この本から何を活かすか?

  「T.J、明日プレゼンをしなきゃならないんだけど、
  何か最後にアドバイスはない? 何を話すか、何をしたらいいか、
  まだなんとなくぼんやりしているんだ」

著者のT.J. ウォーカーさんはこのように聞かれることが多いそうです。

ウォーカーさんが最後にアドバイスするのは、
「何か一つ面白いアイディア」が入っているかをチェックすること。

プレゼンにはたくさんのデータや事実が詰まっています。

しかし、ただの1つも面白いアイディアが提示できなければ、
つまらないありふれたプレゼンになってしまいます。

これ、大事なポイントですね。

できればプレゼンの構成を最初に考える段階から、
「何か一つ面白いアイディアはあるか?」と確認しながら
準備を進めるのが良いと思います。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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