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リーダーにとって大切なことは、すべて課長時代に学べる

リーダーにとって大切なことは、すべて課長時代に学べる はじめて部下を持った君に贈る62の言葉
リーダーにとって大切なことは、すべて課長時代に学べる はじめて部下を持った君に贈る62の言葉
(2012/05/18)
酒巻 久 商品詳細を見る

満足度★★★
付箋数:26

  「課長の役割を一言で言うなら、現場の指揮官として、
  部下の力を最大限に引き出し、適材適所で動かすことで、
  組織として成果を上げることだ。実はこの役割は、課長であろうと、
  部長であろうと、あるいは社長であろうとも基本的には変わらない。
  違うのは率いる組織の規模が大きくなることだけだ。」

キヤノン電子社長の酒巻久さんは、課長として10人の部下を
動かすことができれば、社長業も務まると言っています。

部長になれば、10人の課長を動かし、
社長になれば、10人の部長を動かせば良いと。

だから、最初に10人の部下を持った課長時代に、
部下と徹底的に向き合い、リーダーシップに磨きをかけることが、
大切であると説明されています。

課長も社長も変わりないというのは、少々オーバーな感じもしますが、
サラリーマンとして、課長は社長になるための第一歩であることは、
間違いないと思います。

酒巻さんは、課長として気をつけるべきことの優先順位を、
「1に自分」、「2に上司」、「3に部下」、「4に同僚や他部署」、
「5に外部の取引先」としています。

まず、最も大切なのは自分自身の実力を上げること。
これは上からでも、下からでも、信頼を得るために必要なことです。

そして、本書で注目したいのが、「部下」の優先順位よりも、
「上司」の優先順位の方が上にあること。

課の目標を、部長の方針をよく理解し、支持されやすいものに
設定すれば、実質的に部長権限の範囲まで仕事が広がるようです。

  「上司には、道具として愛されよ」

これは、上司のゴマをすったり、ご機嫌取りをするという
意味ではありません。

仕事以外の個人的なつきあいを排したところで、
純粋に仕事のできる部下として評価、信頼されること。

そうすることで上司を巻き込んで、
大きな仕事が実現できると説明されています。

また、部下への接し方でも、最近はきちんと「叱る」ことが
できないリーダーも増えているようです。

どんな場合に、どういうタイミングで部下を叱れば良いのか。
部下を叱って、信頼関係は崩れてしまわないのか。

はじめて課長になった人は、こういった部下との接し方
ひとつにしても、迷いが生じることがあるでしょう。

  「人がいいだけの上司は、残酷である」

部下に嫌われることを恐れてはいけません。

部下に甘いだけの上司は、部下を育てることも、
実績を残すこともできず、課全体をダメにしてしまう。

だから、叱るべきときには、叱れる上司であることがなの必要です。

本書は、はじめて現場のリーダーになる人への
実践的なアドバイスが満載されています。

課長でなくとも、係長、主任クラスの方でも参考になるでしょう。

この本から何を活かすか?

  「かけた情は水に流せ、受けた恩は石に刻め」

信州上田にある真言宗智山派のお寺、前山寺

この言葉は、その参道にある石碑に刻まれているもので、
誰の言葉かはわからないと、本書で紹介されていました。

人は、かけた情はいつまでも覚えているくせに、
受けた恩は忘れてしまいがちです。

そうしないために、この言葉は心に刻んでおきたいですね。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| リーダーシップ | 06:42 | comments:0 | trackbacks:1 | TOP↑

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