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僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?

僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか? (星海社新書)
僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか? (星海社新書)
(2012/04/26)
木暮 太一 商品詳細を見る

満足度★★★★
付箋数:26

給料が今より、あと10万円多かったらな~。
いやそこまで贅沢は言わなくても、あと3万円多かったら
ずいぶん生活が違うのに・・・

働いている方なら、誰でもこんな妄想をしたことがあるはずです。

しかし実際には、数年後にそれが実現していても、
やはり同じ事を考えてしまいます。

それは、人は環境に慣れてしまう生きものだからです。

問題は、多く給料をもらうための働き方。

やみくもに残業をして得ても、疲労感だけが残ります。

  「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?」

働いても、働いても、一向にラクにならず、
かえって辛くなるばかりだと感じている人には、
思わず手に取りたくなるタイトルの本ですね。

本書で木暮太一さんは、カール・マルクスさんの「資本論」と
ロバート・キヨサキさんの「金持ち父さん貧乏父さん」を参考に、
目指すべき働き方を示します。

マルクスさんは、資本主義経済のなかで、労働者は搾取され続ける。
豊かになれない。だから革命を起こせ!と言いました。

キヨサキさんは、資本主義経済のなかで、労働者はラットレースに
巻き込まれて、豊かになれない。だから不労所得を得よ!と言いました。

小暮さんが注目したのは、この2人が「資本主義経済のなかでは、
労働者は決して豊かになれない」という同じ前提に立っていたことでした。

革命を起こすわけでもない。不動産に投資するわけでもない。

小暮さんが本書で示すのは、資本主義の前提条件を十分に
理解した上での、あくまで現実的な解決方法です。

転職や独立を煽ることもなく、
しんどい働き方を根本から変えていく方法です。

そのヒントは意外と身近なところにありました。

本書では、企業の社外取締役や顧問、アドバイザーを例に挙げています。

なぜ彼らは、ちょっとした会議にパートタイムで参加するだけで、
一般の従業員が必死に1日中走り回って得る給料よりも、
たくさんの報酬を得ることができるのか?

身を削って働いている人からすると、
簡単には納得できないことかもしれません。

彼らに支払われているのは、「過去からの積み上げ(土台)」に
対する報酬です。

過去から積み上げた土台が、労働力の価値を引き上げているので、
毎日せっせと働くなくても、高い報酬が得られるのです。

ですから、小暮さんが本書で提案するのは、
自分の労働力の価値(土台)を積み上げていく働きかたです。

目先の業務の処理に没頭せず、
「資産を作る仕事を、今日はどれだけやったか?」
と毎日自分自身に問う必要があるようです。

この本から何を活かすか?

  「『金持ち父さん貧乏父さん』では、“だから不労所得を作れ!
  (不動産投資や株式投資を行え!)”と結論づけています。
  ただ、当時のわたしにはあまりに現実離れした話でした。
  もっと身近で、自分がイメージできる解決策を探していったのです。
  そしてたどりついたのが、“労力をかけずに、高い給料をもらう”
  という考えでした。」

小暮さんは、大学卒業を控えた当時をこのように振り返ります。

ロバート・キヨサキさんの「金持ち父さん貧乏父さん」が
日本で刊行されたのは、2000年のことでした。

個人的には、今こそキヨサキさんの考えが、
もっと注目されていいと思います。

なぜなら、10年以上前より今の方が、
ラットレースの輪は、より小さくなっています。

しかし、不労所得を作るための選択肢は増え、
以前より得やすい環境になっているからです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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| 仕事論 | 06:45 | comments:1 | trackbacks:1 | TOP↑

COMMENT

労働・仕事ということ

おそらく、多くの労働者が行っている労働は、一見すると労働のように見えて、実は労働でもなんでもないものではないでしょうか。
ガルブレイズは「自動車の不要な金属に栗色のエナメルを塗る労働者の勤勉さに社会は依存していない」と「労働っぽいもの」を一蹴しています。
労働だと信じて行っている行為の多くは、別に社会の効用を増大させるようなものではなく、そういう労働を行っている以上ずっと貧乏を抜け出せないと思います。自分の労働が社会にどれほど求められているものなのか、どのような点で社会に貢献しているのかを意識して仕事をするだけで、自然とお金の集め方もわかってくるのではないでしょうか。

| Asaton | 2012/06/20 00:06 | URL |















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| まとめwoネタ速neo | 2012/06/20 22:10 |

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