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この国で起きている本当のこと

この国で起きている本当のこと
この国で起きている本当のこと
(2012/04/20)
辛坊治郎 商品詳細を見る

満足度★★★
付箋数:17

  「大阪維新の会といえば、全国的には橋下徹氏一人が率いる
  地域政党という印象を持つ人が多いだろう。
  しかし、元々この組織を構想し作り上げたのは松井一郎氏と、
  大阪府議会長を務める浅田均氏の二人なのだ。」

このように「大阪秋の陣」のウラ舞台を語るのは、
人気キャスター辛坊治郎さん。

かつて、松井さんと浅田さんのお二人は、自分たちがうまく操れる、
大阪府知事候補探しに奔走していたそうです。

実は、辛坊さんも、知事にならないかと浅田さんに
声をかけられた一人だとか。

  「その後、彼らが発掘したのが橋下徹氏だったのだ。
  浅田、松井両氏の本音としては、誰でもいいから知事選に
  勝ってくれさえすれば、マリオネットのように操って政治をする
  つもりだったのだろうと思う。さらに裏の話をすれば、
  今回の橋下氏の市長転進のシナリオは2年前に両氏から
  聞かされていた。

  だからといって、今でも橋下氏が操り人形だと言うつもりはない。
  彼らが選んだマリオネットは知事に就任するやいなや、
  自ら思考し、自分で手足を動かし、いまや逆に人形師を操るほどの
  力を持ち始めているように見える。」

さすが、大阪が地盤の辛坊さんだけあって、
世間ではあまり知られていない、コアな情報を持っていますね。

本書は、辛坊さんが2011年4月から連載を開始した、
週刊朝日のコラム「甘辛ジャーナル」をまとめたもの。

辛坊さんは、日本の抱える7つの問題について、
現実を伝え、私たちに「これからどうすべきか」を
考えるように促します。

  第1章 年金の恐ろしい真実
  第2章 検証「3・11原発敗戦」
  第3章 これから原発をどうすべきか
  第4章 日本の財政はもう「詰み」なのか
  第5章 国は「農」から腐る
  第6章 「橋下徹」という爆弾
  第7章 不思議の国・日本の情景

辛坊さんは、TVキャスターらしく、
読者に分かりやすいように、
日本の諸問題の病根を明らかにします。

ただし、それらの話の情報源や根拠は示されていないことも多く、
どこまで本当なのか、どもまで信用して良いかは分かりません。

本書では、その点も含めて、自分で裏を取りながら
考えた方がいいということなのかもしれません。

この本から何を活かすか?

  「日本で、確実に死ぬことが分かっている状況下で、
  自衛官に4号機の上空で停止して至近距離からの注水を
  命じることができるか?
  1~3号機の弁を開けなければ世界が破滅する局面で、
  致死量を超える放射線レベルの場所に、“誰か”を
  行かせることができるか?
  また、誰にその作業を命じるのが正義か?」

辛坊さんは、マイケル・サンデルさんではありませんが、
このような極限状況における「正義」を問います。

辛坊さんが納得感がある候補として挙げるのは、
「日本の原発では絶対に事故が起こらない」と主張してきた
学者、業者、役人。

また、組織のトップが責任をとるということでは、
東電社長、原子力安全委員長、原子力安全・保安院長、
経済産業大臣、内閣総理大臣を挙げています。

更には、原発事故の当事者ではありませんが、
死刑執行が決まっている犯罪者などを候補としています。

あなたは、この究極の場面でどう判断しますか?

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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この国で起きている本当のこと (2012/04/20) 辛坊治郎 商品詳細を見る満足度★★★付箋数:17  「大阪維新の会といえば、全国的には橋下徹氏一人が率いる  地域政党という印象を持つ人が多いだろう。  しかし、元々この組織を構想し作り上?...

| まとめwoネタ速neo | 2012/06/07 19:00 |

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