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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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マザー・テレサCEO

驚くべきリーダーシップの原則 マザー・テレサCEO
驚くべきリーダーシップの原則 マザー・テレサCEO
(2012/04/05)
ルーマ・ボウス、ルー・ファースト 他 商品詳細を見る

満足度★★★
付箋数:18

100カ国以上で活動を行ない、4000人がフルタイムで働き、
世界で最もよく知られたブランドのひとつで、
何百億ドルもの資産を運用・活用している組織があります。

その組織は1948年に、ある女性によって設立されました。

組織の名前は、「神の愛の宣教者会」。

設立したのは、アルバニア人女性のアグネス・ゴンジャ・ボヤジュさん。

一般には、「マザー・テレサ」という名前で知られます。

マザー・テレサさんは、1979年にノーベル平和賞を
受賞したカトリック教会の修道女です。

本書は、マザー・テレサさんの伝記でもなければ、
宗教の本でもありません。

大きな組織を統率した、マザー・テレサさんの
リーダーシップとマネジメント力に着目した本です。

著者は実際にマザー・テレサさんの元でボランティア経験のある
起業家のルーマ・ボースさんと、日本にも住んだことがある
ビジネスアドバイザーのルー・ファイストさん。

宗教組織とは言え100カ国以上で、
何百億ドルもの資産を扱い、多くの人を統率することは、
「愛」の力だけではできないことです。

  「この本はあなたにリーダーシップの原則を授けるものです。
  あなたが個人として、あるいは仕事で、挑戦を試みる立場にあるのなら、
  毎日、その原則を生かすことができるでしょう。
  紹介する原則を自分のものにし、常に応用していけば、
  あなたの人生も、組織もポジティブに変化していくはずです。」

本書が伝える原則とは、次の8つです。

  原則1 簡潔なビジョンを力強く伝えろ
  原則2 天使に合うためなら悪魔とも取引しろ
  原則3 がまん強くチャンスを待て
  原則4 疑うことを恐れるな
  原則5 規律を楽しめ
  原則6 相手が理解できる言葉でコミュニケーションしろ
  原則7 底辺にも目配りしろ
  原則8 沈黙の力を使え

マザー・テレサさんのマネジメント力は、はじめに組織ありきではなく、
あくまでも「貧しい人のなかのもっとも貧しい人びとを救う」
という目的を果たすために、結果として備わったものです。

ですから、通常のビジネス書と同じように本書を読むことはできません。

しかし、ビジョンを明確にして、必要なもの調達して、
支援してくれる人たちを導く方法論には学ぶべき点があります。

本書の「前文解説」は本田直之さんが書いています。

176ページと薄い本ですが、一般的なビジネス書とは
異なる視点を与えてくれるユニークな内容でした。

この本から何を活かすか?

  「マザー・テレサは規律そのものではなく、
  規律がもたらす喜びのほうを大切に考えていました。
  そうやって、日常の仕事のなかに
  数限りない喜びを見出していったのです。」

行なうべきことを、しっかりと行なうための規律。
個人でも組織でも、目的を果たすためには規律が必要です。

しかし、それを守り続けるのは、時に辛くて退屈です。

私は、規律を守るのがけっこう苦手。

でも、今後はマザー・テレサさんのことを思い出し、
規律がもたらす喜びにフォーカスしてみたいと思います。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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| リーダーシップ | 08:35 | comments:3 | trackbacks:1 | TOP↑

COMMENT

マザー・テレサCEOの記事

はじめまして、笹田周作と申します。

記事を拝見させて頂きました。

マザー・テレサのマネイジメント力やリーダーシップ力に

非常に興味が沸きました。

私も弱小ですが、代表取締役をしておりますので、

マザー・テレサに惹かれそうになりました。

今日は、いい記事に巡り合いました。

ありがとうございました。

| 笹田周作 | 2012/05/10 18:49 | URL |

マザーテレサさんのこと

 題 : マザー・テレサさんのこと

 マザー・テレサさんが、初めて、インドの社会に入って行っ
た時は大変でした。
 彼女にあったのは自分の志(こころざし)だけ。
 彼女を受け入れたのは、インドの「ヒンズー教の方たち」で
した。
 彼女の活動のための家を貸し、彼女の活動のための手助けの
人達が駆け付けました。
 元々、マザー・テレサさんのやりたい志の事は「ヒンズー教
の方達はしていました」。
 だから、正確に言えば、「マザー・テレサさんが、志を同じ
くする人たちの中に入って行った」なのです。
 ヒンズー教の方達は、多神教。
 イエス・キリストやマリアもヒンズー教の神々の一人として
いる宗教。
 この様な宗教教義の面からも、マザー・テレサさんもスムー
ズに受け入れられました。
 一神教のキリスト教には「異教徒を殺せ」の教義がある様に、
異教徒を忌む宗教ですので、この様なスムーズな受け入れとは
ならなかったでしょう。
 マザー・テレサさんは、最初、キリスト教からは、まったく、
孤立無援。
 手助けはヒンズー教の方達だけでした。
 彼女が、アメリカの映画の題材にされ、注目されるようにな
って後、キリスト教が、今までは何も彼女に注目せず、手助け
もしなかったが、世界の注目を集める様になってから、彼女と
行動をする様になった。
 今、キリスト教は、彼女を「広告塔」にしていますが、そし
て、ヒンズー教の方達は黙っていますが、真実は、この様な経過
をたどった。
 マザー・テレサさんが「ノーベル平和賞」を受賞しましたが、
同時に「ヒンズー教の方達も受賞すべき」でした。
 ノーベル賞選考委員はキリスト教徒だけ、その点、「お手盛
り」となった。
 インド政府は、彼女が亡くなられた時、国葬として大きな葬儀
を行ないましたが、キリスト教組織にも、この様な、大きな度量
が欲しいところです。
参考URL: http://blog.goo.ne.jp/hanakosan2009 /
  URL: http://32983602.at.webry.info/

| 今田 遥 | 2012/07/27 10:52 | URL | ≫ EDIT

はじめまして。おはようございます。
僕も同じ本を読んでいたので、コメントさせていただきます。
>「マザー・テレサは規律そのものではなく、
  規律がもたらす喜びのほうを大切に考えていました。
  そうやって、日常の仕事のなかに
  数限りない喜びを見出していったのです。」

規律というとちょっと堅いんですが、必要なんですね。

| 岡本大輔 | 2012/11/04 05:35 | URL |















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