2008.01.18 Fri
世界で最も賞賛される人事

世界で最も賞賛される人事
(2007/10/31)
ヘイコンサルティンググループ、浅川 港 他 商品詳細を見る
満足度★★★
本書は次のような方々に参考となります。
1.自社の人材マネジメントを改革したい方
2.これから就職活動する学生の方や転職を考えている方
3.米国株への投資を検討している方
この本は、ビジネス誌フォーチュンとヘイコンサルティンググループが
共同で調査し、毎年発表している「世界で最も賞賛される企業」ランキング
の中で、常に上位に名を連ねる日本以外の企業の「人材マネジメント」
について紹介したものです。
構成は大きく2部に分かれています。
第1部では、日本型と欧米型の人材マネジメントの違いを比較し、
これから日本企業の目指す方向を探ります。
第2部では、「世界で最も賞賛される」とされた企業の
取締役や人事担当者が自社の人材マネジメント方針を語ります。
ここで登場する企業は、GE、ジョンソン&ジョンソン、アメックス、
プロクター&ギャンブル、フェデックス、ネスレの6社です。
有名な「GEバリュー」や「ジョンソン&ジョンソンのクレドー」
の背景や、その人材マネジメントがもたらす企業の成長の秘密を
垣間見ることができます。
ただし、いくら優良企業といっても、それなりの立場の方が、
自社について語るわけですから、なんらかのバイアスがかかった
発言となっていることに注意して、読まなくてはなりませんね。
この本から何を活かすか?
「ジョンソン&ジョンソンのクレドー(我が信条)」には、
4つの責任が書かれていますが、その中でも、株主への責任が
一番“最後”となっています。
本書では、「創業以来一度も赤字を出さず増配を続け、クレドーという
理念に従えば株主へもリターンがあるので、それを理解いただいている」
という説明がなされています。
しかし、実際には株主にリターンがあるかどうかは、
購入・売却のタイミングや保有期間に大きく左右されます。
それでも、長期投資で株を購入する場合は、
こういった企業文化や企業体質も調べる必要がありますね。
(ちなみに、私は2003年〜2005年まで同社の株を保有していました)
Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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