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その話し方では軽すぎます!

その話し方では軽すぎます!  エグゼクティブが鍛えている『人前で話す技法』
その話し方では軽すぎます!  エグゼクティブが鍛えている『人前で話す技法』
(2012/03/07)
矢野香 商品詳細を見る

満足度★★★★
付箋数:27

あなたは、人前で話をするとき、「瞬きの回数」は多い方ですか?
それとも少ない方ですか?

瞬きのなどの体の動きは、話し手の印象に大きく影響します。
動きの回数が多くなり、小刻みに動くほど、軽い印象を与えてしまう。

ある実験によると、瞬きの回数は、
その職業によっても、与える印象が違うようです。

瞬きが多いと、一番印象を悪くするのが政治家。

逆に、瞬きが多いと高感度を持たれる職業もあるそうです。

それは、お笑い芸人。

  「あなたが他人に与えたい印象は政治家に近いですか。
  そえともお笑い芸人に近いですか。
  瞬きを多くすべきか、少なくすべきか。
  その答えは、この結果をもとにご自身で選んでください。」

本書の著者は、現役アナウンサーの矢野香さん。

矢野さんが本書で伝えるのは、
伝えたいことの本質が正しく伝わるように、
余分な言葉や誤解される話しグセを取り除くこと。

それは、付け足すノウハウではなく、余分なものを手放す手法です。

大切なのは、与えたい印象と話し方を一致させること。

なぜなら、話し方が軽いなどと問題になるのは、
話し手の社会的肩書とその話し方の印象に
ギャップがあることが原因だからです。

本書では、最初に自分の強調したい印象を一つに
絞ることから始まります。

相手に与えたい印象は、「親しみやすさ」なのか、「活動性」なのか、
それとも「社会的望ましさ」なのか。

例えば、「親しみやすさ」を狙う人は、やや高めの声で、ゆっくり話す。
「社会的望ましさ」を狙う人は、反対に低めの声で、ゆっくりと話す。

矢野さんが、本書で指南するのは、話し方だけではなく、
話し手の外見や仕草を含めたトータルのイメージ改善です。

そこには、話し方のプロとしての徹底したこだわりが感じられます。

  「私の場合、ホームページやブログに載せる写真を撮影したら、
  この写真を使っている間は髪型を変えません。
  写真を見てくださった方が、生放送の番組をご覧になったときに、
  髪型が違うことで誰だかわからない、という状況を避けたいからです。
  また、講演会などでお呼びいただいた場合、
  チラシに掲載した写真と同じ服、または同じ色の似たような服で、
  当日も登場するようにしています。」

私は、実際に、ネット上で矢野さんの写真を検索しましたが、
そこで見た写真は、見事にイメージが統一されていました。

ちょっと、失礼なことを言わせていただくと、
矢野さんの外見は、誰もが目を引くような美人でもなく、
思わず見入ってしまうようなセクシーさもありません。

それほど目立たない、平凡な容姿だと思います。

しかし、このように徹底して「アナウンサー矢野香」としての
イメージを作っていますから、一度、矢野さんを見たことがある人なら、
次に見かけても、すぐにそれが矢野さんだと認識できるでしょう。

これこそ、本当のプロですね。

この本から何を活かすか?

  「緊張対策の手を重ねる動作」

人は緊張すると、その居心地の悪さから逃れるために、
無意識で何かの動作をしてしまうことがあります。

これを心理学では「転移活動」と呼ぶようです。

貧乏ゆすりをしたり、頭をかいたり、身体の一部をさわったり。

これらの動作は、いずれも見苦しさを与えてしまいます。

しかし、無意識であるがゆえに、なかなかやめるのが難しい。

そこで、矢野さんがすすめるのが、別の動作を意識的に行うことで、
見苦しい動作を消してしまうこと。

具体的には、「手を重ねる」動作を意識して行います。
イメージは、お辞儀の時に自然に身体の前で手を組む動作。

  「ここでのポイントは、指をクロスして組むということです。
  まず、両手の親指を第一関節から曲げてからませてください。
  その親指を隠すように、上から手のひらを右、左と重ね
  包み込むのです。
  そして、からませた親指にグッと力を入れてください。」

これ、使えそうですね。覚えておきます。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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