活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

PREV | PAGE-SELECT | NEXT


≫ EDIT

ビジネスモデル・ジェネレーション

ビジネスモデル・ジェネレーション ビジネスモデル設計書

ビジネスモデル・ジェネレーション ビジネスモデル設計書
(2012/02/10)
アレックス・オスターワルダー、イヴ・ピニュール 他 商品詳細を見る

満足度★★★
付箋数:22

最初に断っておくと、本書はデカくて、重くて、
持ち歩くのに適していません。

288ページある横型の本で、厚さ2.4センチ、重さは780グラムも
ありますからiPadよりも重い。

しかし、それでも現場にもって行きたくなる本です。

本書は、ビジネスモデルを作り上げるための本。

ビジュアルに訴える大型本なので、一旦、現場でこの本を
広げてしまえば、弱点だった大きさは、逆に強みになるでしょう。

  「どうすれば体系的に、強力な新しいビジネスモデルを発明、
  設計、実装することができるのでしょうか。
  どうすれば、古い時代遅れのモデルに対して疑問を投げかけ、
  挑戦し、変革できるのでしょうか。
  現場にいながら、先を見通すようなアイディアをもとに、
  ゲームのルールを変えるビジネスモデルを生み出すには
  どうすればよいのでしょうか。
  本書はその答えを示すことを目指しています。」

多くのビジネス書では、今までの成功事例に対し、
これはこういうモデルですと解釈を加え分析を行います。

しかし、それは後知恵に過ぎず、同じようにやっても、
新しいビジネスモデルを作り上げることはできません。

一方、本書は、新しいビジネスモデルを生み出すための、
ツールを示し、実用的なガイド役を務めます。

ちなみに、ビジネスモデルは、本書では次のように定義されています。

  「ビジネスモデルとは、どのように価値を創造し、
  顧客に届けるかを論理的に記述したもの。」

この定義を前提に、本書では9つの構築ブロック(CS:顧客セグメント、
VP:価値提案、CH:チャネル、CR:顧客との関係、R$:収益の流れ、
KR:リソース、KA:主要活動、KP:パートナー、C$:コスト構造)
からなるフレームワークを示します。



これが、ビジネスモデルを記述、ビジュアライズし、
評価、変革するための共通言語となる「キャンバス」。

チームでビジネスモデルについてブレストする時は、
このキャンバスをホワイトボードや模造紙に大きく描き、
そこにポスト・イットを貼ったり、イラストを書き込み
ビジュアライゼーションしていきます。

また本書は、著者のアレックス・オスターワルダーさんと
イヴ・ピニュールさん以外に、470人の共著者がいる
オンラインコミュニティから生まれたユニークな本でもあります。

文章が面白い本ではありませんが、読んで試してみたくなります。

こういうタイプ本なら、日本語版ではなく、
原書(Business Model Generation)を
手に入れてもいいかもしれません。

この本から何を活かすか?

本書のフレームワークである「キャンバス」は
iPadのアプリが発売されているようです。

しかし、個人的にはアプリ上で1人で考えていても、
あまりいいアイディアが出てこないような気がします。

やはりワークショップなどで、キャンバスを大きく描き、
そこに手や体を使って、ワイワイと話し合いながら書き込むことが、
ビジネスモデルを創造する過程で必要と感じます。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

関連記事

このエントリーをはてなブックマークに追加

| 経営・戦略 | 06:42 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://ikadoku.blog76.fc2.com/tb.php/1440-7f50fe1f

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT