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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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モノを捨てよ世界へ出よう

モノを捨てよ世界へ出よう 
モノを捨てよ世界へ出よう
(2012/01/23)
高城 剛 商品詳細を見る

満足度★★★
付箋数:19

私には、海外で長く仕事をしたり、海外に移り住んでいる友人がいます。

そんな友人に限って、日本に対しての想いを熱く語ります。

それは単に日本が懐かしいという想いではなく、
今の日本現状、あるいは日本人の不甲斐なさへの憤り。

海外で、日本の代表として世界と伍して戦っているからこそ、
日本人としてのプライドや愛国心が強くなっているのでしょう。

そして、海外から日本を客観的に見て、気づいたことも多いと思います。

私が好きなビジネス書の著者で言うと、長野慶太さんの本を読むと、
それと同じようなスピリットを感じます。

さて、本書は、高城剛さんの2007年刊行『「ひきこもり国家」日本』と
2008年刊行『70円で飛行機に乗る方法』の続編です。

高城さんのメッセージは極めてシンプルです。

  「洋行を経験した者こそが、自分を、そして日本を変えていけるのだ。」

まさに、本書のタイトル通り。

タイトルについて言えば、本書は、寺山修二さんの啓蒙的エッセイ
書を捨てよ、町へ出よう』を意識しているんでしょうね。

高城さんが勧めるのは、海外旅行ではなく海外居住。
期間にすると、最低1ヶ月以上。

そうして一度「日本式システム」を離れ、現地で暮らすことで、
世界と日本を見比べる視座を手に入れ、
同時に自分の立ち位置も確認できるようになると。

高城さんは現在の日本の状況を、
江戸幕府が機能不全に陥った幕末とそっくりだと指摘します。

当時、幕末に維新の志士たちが、日本の未来のために海を渡り、
異国の文化を学んだことを「洋行」と呼びました。

高城さんは、維新の志士と同じく、新しい視座を手に入れ、
自己の成長を実現させるために海外に出ることを
本書では、あえて「洋行」と表現しています。

高城さん自身は、過去の著作でも書いていたとおり、
2008年に自分の財産の9割以上を処分し、
「ハイパーノマド」としての生活をスタートさせました。

以来、活動のベースを海外に移し、年間30カ国以上を訪れ、
これまでの総移動距離は地球100周以上のノマド生活をしています。

  「アイデアと移動距離は比例する」

私がこうして、高城さんの発言に耳を傾けるのも、
地球を100周以上して世界を見ている
高城さんの着想がユニークだからです。

しかし、実際に1ヶ月以上海外に住むとなると、
いくら円高になった、ローコストキャリア(LCC)が
使えるようになったとはいえ、
仕事、家族、お金、語学力など様々な不安があります。

それでも、そういった様々問題をなんとか乗り越えて、
海外に渡るからこそ、得られるものが大きいのだと思います。

この本から何を活かすか?

私自身は、今まで海外留学や海外で仕事をした経験はありませんが、
1ヶ月程度の海外渡航の経験は3度あります。

1回目は、独身の学生時代にオーストラリアへ約1ヶ月。
2回目は、結婚後、転職する狭間でアジアへ約1ヶ月。
3回目は、子どもができてからハワイへ約1ヶ月。

いずれも旅行に毛が生えた程度の渡航なので、
高城さんが言うような、世界を見渡す航海地図を
手に入れられたかどうか分かりません。

しかし、それぞれの渡航は、私の人生を決める
大きな経験になっていることは間違いありません。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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| 人生論・生き方・人物・哲学 | 06:55 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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