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ikadoku

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ハーバード流ボス養成講座

2012年02月23日
リーダーシップ 0
ハーバード流ボス養成講座―優れたリーダーの3要素
ハーバード流ボス養成講座―優れたリーダーの3要素

(2012/01/06)
リンダ・A・ヒル、ケント・ラインバック 他 商品詳細を見る

満足度★★★★
付箋数:26

  「平社員時代に高い成果をあげていたなら、
  あなたにとってマネジメントの体得へ向けた旅は
  とりわけ困難なものかもしれない。」

スポーツの世界では、「名選手、名監督にあらず」と言われますが、
それはビジネスの世界でも当てはまります。

ヤリ手として昇進をもたらした成功体験こそが、
上司になってからの足かせになる可能性があるからです。

  「あなたは優れたマネジャーの水準に達しているだろうか?
  部下を率いるためのイロハを十分に習得しただろうか?
  どうすれば部下から最高の成果を引き出せるかを心得ているか?」

本書は、マネジメントの本質は何で、なぜ難しいかを解説しながら、
あなたがマネジメントの旅で目的地にたどり着くための
手助けをします。

著者はハーバード・ビジネススクールの
リーダーシップ講座の主任教授であるリンダ・A・ヒルさんと、
マネジメントの実務家として経験豊富なケント・ラインバックさん。

対象読者は、マネジメントを始めたばかりの
駆け出しのマネジャーから、上級のマネジャーまでです。

それでは、なぜ、マネジメントは難しいのでしょうか?

それは、もともとマネジャーの仕事は
多くの「逆説」を抱えているからと説明されています。

逆説とは、矛盾するいくつもの要素をはらみながらも、
真実を衝いた有用な表現。

  ・マネジャーは他人の行いに責任を負う
  ・人材の育成と評価、両方をしなくてはならない
  ・現在と将来の両方に焦点を合わせなくてはならない
  ・業務遂行とイノベーション、両方を担わなければならない

これらの逆説は、マネジメントをする以上、
決しておおもとから解消されることはありません。

逆説があるからこそ、マネジャーの判断によって、
その結果が大きく違ってくるのです。

本書では、「自分のマネジメント」、「人脈のマネジメント」、
「チームのマネジメント」の3つを、できるマネジャーになるための
柱として採り上げ、マネジメントスキルを磨く方法を伝えます。

また、各章の冒頭ではある教材出版社に勤める
マネジャーが苦闘するミニストーリーが掲載されています。

自分がマネジメントの現場で遭遇する様々な問題を
このストーリーの主人公に重ね合わせて、
それにどう対処するかを考えながら読むことができます。

約400ページのボリュームのある本ですが、
時間をかけて読む価値のある良質な本だと思います。

この本から何を活かすか?

  あなたは信頼に足る人物だろうか?

  「信頼されるとは、まわりから好かれたり、
  “よい人”だと思われたりするのとは違う。
  実のところ、信頼とは以下のふたつの見方にもとづくのだ。

  あなたはマネジャーとしての“手腕”がある。
  あなたは“人徳”がある。」

マネジメントに「人徳」が必要でも、なかなかそこまで踏み込んで
言及しているマネジメント本は少ないと思います。

「手腕」はあくまで仕事上の行動やスキルですが、
「人徳」はマネジャーでなくても、
あるいは仕事に関係なくても高めたい要素です。

私も、少しでも「人徳」を高められるように、
本書の自己評価シートなどを活用したいと思います。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book. 
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この記事を書いた人: ikadoku
毎朝4時に起きて本を読み、13年以上ブログで紹介記事を投稿しています。北海道在住。たまに旅行で長期の休みを取ります。

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