2012.02.11 Sat
タイム・マネジメント4.0

タイム・マネジメント4.0 ― ソーシャル時代の時間管理術
(2011/12/21)
竹村 富士徳 商品詳細を見る
満足度★★★
付箋数:17
「仮に1日が24時間ではなく、25時間になったとしたら、
その追加の1時間で何をしたいと思うでしょうか?
ただし、“寝る”を除いて考えてみてください。」
本書の著者、竹村富士徳さんは、
研修の時に、いつもこの質問をするそうです。
やりたい事として出てくる答えは、
だいたい3つのカテゴリーに分類されます。
それは仕事関係か、家族関係か、個人的な事柄のいずれか。
やりたいと感じていても、毎日の生活の中では時間が足りず、
できていないことが、答えとして挙がるのでしょう。
しかし、竹村さんは指摘します。
「私たち自身の時間の使い方が変わらなければ、
今の時間の使い方がそのまま間延びしてしまうだけで、
最も大切な事柄、また最も成し遂げたいと思っていることに
着手するのは難しく、結局、先送りになってしまうということです。」
つまり、仮に1日が30時間に増えてから同じ質問をしても、
やはり今と同じ回答が返ってくると。
ならば、逆に考えてはどうでしょうか。
今の毎日の生活を1日23時間で過ごすと決め、余った1時間で、
最初の質問で考えたやりたい事をやるようにする。
もし、これに本気で取り組むなら、真っ先に追加の1時間で
やりたかったことをやってしまってから、その日1日を過ごすと、
今まで24時間でやっていたことが、強制的に23時間で
やらざるを得ない状況が作り出せますね。
「時間管理とは出来事管理である」
本書で竹村さんが解説するのは、スティーブン・R・コヴィーさんの
「7つの習慣」や「第8の習慣」を基にしたタイム・マネジメント。
竹村さんは、フランクリン・コヴィー・ジャパンの副社長を
務める方ですから、コヴィーさんの教えをベースにするのは、
当然といえば、当然です。
「タイム・マネジメント4.0」は、ソーシャル時代に必要な
時間管理術で、過去の管理術と次のように違います。
タイム・マネジメント1.0=行動管理
タイム・マネジメント2.0=1.0+予定管理
タイム・マネジメント3.0=2.0+目標管理
タイム・マネジメント4.0=3.0+目的・役割・成長・相乗効果
長期にわたる成果、貢献に基づく信頼関係、相乗効果、
この3点が今までのタイム・マネジメントと
大きく違う点のようです。
タイム・マネジメント4.0のコンセプト自体は、
分かりやすく平易な言葉で解説されています。
ただし、全体的に概念的な話しが多かったので、
もう少し具体例を挙げて欲しい感じがしました。
この本から何を活かすか?フランクリン・プランナーは生き残っていけるか?
「フランクリン・プランナー」とは、フランクリン・コヴィー社が
販売するタイム・マネジメントツール。
「7つの習慣」を実践するための、システム手帳のフォーマットです。
最近のiPhoneをはじめとするのスマートフォン普及で、
かなり利用者が減っているのではないでしょうか。
本書のタイム・マネジメント4.0も、
「ソーシャル時代の」と謳っていながら、
やはり、紙のフランクリン・プランナーで管理するようです。
フランクリン・プランナー自体が練り上げられた
フォーマットであるがゆえに、他のプラットフォームである
グーグルカレンダーとの同期をするといったことは、
許せないのかもしれません。
しかし、これからの時代、他のプラットフォームに乗っかる
したたかさがなければ、生き残りは難しいように思えます。
Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
| 時間術 | 06:53 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑









演繹法
平成23年3月11日岩手、宮城、福島に思い掛けない出来事が起きた。所謂、東北地方東日本大震災および大津波による東京電力福島第一原子力発電所の放射能漏洩問題。被災地のお亡くなりになった方々および、不自由な生活を余儀なくされている方々におかれましては、心からお悔やみとお見舞い申し上げます。未だに現地では安定した生活が得られない、就職難に付随して生活費の問題や健康上の問題その他多くの問題が山積しているとのこと。そんな中書店では一時期数学の文献が少々並んだそうだが、何故今数学かと。多くの人が数学の文献を買い込み懸命に問題を解いていたようだが、考えてみたところ実は数学の問題を解くこと自体が必要なのではなくてその裏、もっと奥にあるものが求められているようである。所謂の所、これからの国民に求められているものは演繹法なのであろうと考えられる。フランスの哲学者、自然科学者でもあり数学者であるデカルトの考え方が囁かれているようである。ある一つの問題、疑問に対してある一点から対処しようとするのではなくて、あらゆる角度からいろいろな選択肢を持ってみてゆくありとあらゆる可能性を除去していって、今我々にもっとともふさわしい打開策を見出すことが求められているようである。原発問題発生以降、あらゆる可能性除去しながら、我々は新しいこと又今までとは違ったベクトルを見つけ出し数学的な逆転の発想を持ってスキナーの観察学習および試行錯誤説に基づいて乗り切っていかなければならないと思える。
| 入江義博 | 2012/02/19 20:04 | URL | ≫ EDIT